おもちかえりアジア
例によってとっても更新が滞っておりますので、筆慣らしに軽めのものから。
新しいプロジェクトでやりきれない機械相手に格闘していて、1日15時間位ひたすら勉強する毎日が既に1か月くらい続いて脳みそどうにかなりそうなのですよ。
さすがに。
ホントは書きたいネタは大量にあるんですが・・。
特に小保方騒動については、とうとう笹井センター長は自殺してしまいましたな・・。
このことも、数日経ってからやっと知ったというくらいでして。
ま、筆が乗ってきたら小保方バカ子関連の記事は一気に終わりにしてしまいたいところです。
さて、本日ご紹介する本は、これまた古いんですが。
- 作者: おおのきよみ
- 出版社/メーカー: 情報センター出版局
- 発売日: 2006/07/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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おおのきよみと言うイラストレーターの方が作者の、エッセイイラスト本です。
アジアが好きで、あちこちの旅行記、というのであれば何処にでもありふれている類の本になりますが、この作者がその手のものからかけ離れているのは、他所の国で体験して素敵だと思ったインテリアや、小物、生活の仕方を、自分の日本での暮らしに取り入れている、その内容を丁寧に書いていること。
この方については、柿野こうこというこれまたエッセイストにしてイラストレーターの方なんですが、(基本コスメ関連についてのエッセイ本を多数出版してます。)自身の著作の中で紹介していたことがあって、育ちが良くて生活の仕方が丁寧、みたいなことを書いてました。
ホテルのルームサービスの朝食、ホテルの素敵なベッドメイク、ホテルのバスルーム、アメニティをどう自分の生活に取り入れるか、とか。
インドネシアバリ島のチークの家具が好きで、家具はそれで揃えたけど主張の強い家具だからやり過ぎないのがいいとか、ホテルのベッドメイクがゴージャスに感じるのは枕がたっぷりあるからだと、ニトリで似た感触の枕をたくさん買って並べたりとか・・。
台湾や、ベトナムや、タイの甘いものをイラストで紹介してたり、ホテルの食事の再現に、旅行先で買ってきた器でのしつらえをイラストで紹介したり。
私も、「自分の家での生活をホテルライクに」というのを永年モットーとしておりまして。
なぜかって言うと、人間の生活の「贅沢なくらし」って、基本の部分はホテル暮らしで、そこに自分の好みをふりかけたものだと思っているからです。
ホテルぐらしがいいっていうのではなく、
ホテルの美しく片付いている所
ホテルの豪華な食事内容
ホテルの高級な食器
ホテルの素敵なお風呂
ホテルの素敵なアメニティ(歯ブラシ、歯磨き粉、席巻、シャンプー、リンス、クレンジング、バスオイル、などなど)
ホテルの高級なリネン類(タオル、バスローブ、バスマット、ボディタオル)
ホテルの素敵なティーセット、高級なお茶
ホテルの素敵に揃っているお酒やおつまみ
ホテルの高級で趣味の良い家具、部屋の内装
これらの設備、備品を全てホテルを作った誰かの趣味ではなく、自分の趣味で揃えて、しかもホテルにはスタンバイしてない素敵なお洋服やら、とりどりの食器やら、お気に入りの映画、本、生花、エッセンシャルオイルやお香、絵、飾り物、バッグに靴、アクセサリーetc。
これだけ揃えば、物質的な「贅沢な生活」は完璧なわけですw
むしろ、備品の足りないホテルのほうが不便になっちゃう。
ただ、ホテルのご飯もベッドメイクも清潔なお掃除も、自分でやらないと出現しないので、この手のホテルぐらしを実現させる系のエッセイを読むのがすきなんですよ。
雑になりかけた自分の暮らしの首根っこを引っ張って、ホテル暮らしを実現させるためにね♡