連載記事まとめ
連載記事がばらばらで読みづらいとの意見があったので、まとめ記事を作ってみました。
リンクを貼るのもすごくやりづらいので、まとめ記事があると楽かな、と。
STAP騒動まとめ
STAP細胞騒動の問題点を整理する 〜小保方氏の未熟と今後の身の振り方
小保方STAP騒動と情緒と感情で科学を論ずるバカと
小保方STAP騒動と情緒と感情で科学を論ずるバカと2 〜理研は利権の為に小保方さんを陥れようとしている!と言う妄想
小保方STAP騒動と情緒と感情で科学を論ずるバカと3 〜数百億円なんだから!理研は小保方さんの実験ノートを狙ってる!→元から理研のものです
小保方STAP騒動と情緒と感情で科学を論ずるバカと4 実用化まで遠い特許で金が儲かると思い込む世間知らずと生命倫理論争による法制化の壁についても考えよう
小保方STAP騒動と情緒と感情で科学を論ずるバカと5 〜現実に起こっている事実を見ずに願望で事実をねじ曲げる愚行
ごほうびごはん1
本屋でめっけて、帯の内容がいかにも好みだったので購入。
- 作者: こもとも子
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2015/02/16
- メディア: コミック
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何をどうやっても食べ物系の話はすきなんだなあ。
なんでもいいってわけじゃありませんが。
上京して一人暮らしのOL1年生の女の子が、週に一回、1週間頑張ったご褒美に、豪華(必ずしも高額というわけではない)な食事をする、というたんたんとしたお話。
きのうなに食べた? と、少し内容がかぶりますね。
- 作者: よしながふみ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/08/22
- メディア: コミック
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最も、掲載されている全ての献立の作り方が載っている、というのではないのですが。
絵柄は可愛いけど、食べ物漫画チックなところが強調されすぎていて、ちょっと鼻にかかるかな。
なんつーのか、食べ物の表現の仕方がくどくて。
クッキングパパっぽい表現というか・・。
いっそお笑いまで持って行ってくれてるといいのですが。
昨今、例の朝鮮ばいきんヒラメ騒動のようなこともございますし、うっかり外食など出来ません。
しかも、長い不況にすっかり外食産業は守りに入ってしまって、外食してまで食べたいというような品書き
が全然ない。
何処に言っても同じような、自分で作っても大した手間ではないようなもんばっか。
ぜひともこの店で、ここの味を食べたい、と思わせるような店がどんどん減っちゃってねえ・・。
そうなるとやはり食べたいものは自分で作るしか有りません。
心の底から料理上手でよかったわ。
このお話を読んでると、ご飯を徹底的に楽しむ、という姿勢が料理をつくる億劫さを飛ばしてくれます。
明太もちチーズもんじゃは、3月のライオンでも出てきて、前々から食べたいと思ってましたが、
ちょうど国産の上等な巨大たらこがあるから、アレを明太代わりに使って、餅もあるし、キャベツもあるし、
作ってみようかな。
伊勢海老カレーはさすがにねえ。
伊勢海老ならやっぱ刺し身で食べて、バターソテーも、それから蒸しモノ、最後は味噌汁としたい。
自家製海鮮丼の三変化はマネッコしてみようと思います。
半額刺し身をたっぷり、お店で食べるつもりで金に糸目をつけず購入してw
あと、イイお肉でローストビーフをガッツリ、ってのも良かった。
ちょうど、ここの所体調が激悪化、原因はサプリ飲むのを怠ったせいの貧血と酒の飲み過ぎ。
ついつい、タンパク質より野菜のほうが多くなりがちな食生活。
もとから、肉も魚も好きだけどとにかく肉〜魚〜動物性蛋白がなきゃ生きてけない!
という食嗜好ではなかったので、油断すると動物性タンパクが不足しがちに・・。
でも、この本読んでて改めてまじめに動物性タンパクとるよう頑張らねば、と。
成功する人は缶コーヒーを飲まない 「すべてがうまく回りだす」黄金の食習慣 (講談社+α新書)
- 作者: 姫野友美
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/04/21
- メディア: 新書
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ちなみに、アホみたいに2週間近く悪かった体調は、増血剤を3日ぐらいサボらず飲んだらほぼ解消。
しばらくは続けないとなあ。
まあ、造血剤は常用するものではないので、しばらく続けたら後は3日に1ぺん飲むとかして保持するようにしないとだけど。
表題の本には、カリオストロの城の、次元とルパンが取り合うミートボールスパも出てきました。
あれは、主人公が言っているように名場面だよなあ・・。
宮�駿の厨二病な言動は全然支持できないけど、あの人の作る作品のご飯の美味しそうなことは世界一だよ・・。
私もミートボールスパ食べたい・・。
乙嫁語り7
あれよあれよという間に1月が過ぎ去り、去年の12月も年末のご挨拶の記事がひとつポッキリだったというのに、
年初から1月は1記事もなくなってしまいました。
今年は正月らしい正月もなく、新年明けたらまたぞろデスマーチ、で、最近いきなり暇になったなーと思ったらどっと疲れが・・・。
というわけで、本年最初の記事はかる〜くジャブ的感じで。
とは言え、本日は年に一度出るかで内科の乙嫁の新刊発売日!
ネタバレ・・・ってほどのことは書いてませんけどね。どんな内容か全く知りたくないー!と言う人はまあ読まずに。
- 作者: 森薫
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日: 2015/02/14
- メディア: コミック
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勇んで買いに行きましたとも。
嫌な予感とともに・・・。
ぎりぎりになってやっとこアマゾンに表紙が出たと思ったら、新キャラの嫁さん・・・。
前巻の続きのお話を、1年待っていたんだぞー!こら!
・・・ええ、期待を裏切らず、そういうお話・・。
スミスさんの旅先での滞在先の奥さんがらみのお話が主体です。
面白かったけどね。
あとがきで、次はアミルやアゼルのその後のお話になります、とのこと。
また1年待つのか・・・。
もう少し、進行早くならないもんかなー。
今回表紙が出て、何だこのキャラは・・。
全然絵柄が違う・・。
まさか、中国人嫁・・?いやでも、トルコ方面に向かってるはずだし・・。
売られてきた中国人嫁の話かしらん、とか思ってたのですが、ふつーに言質女性で、単にやせぎすの女性、という設定だったと。
やっぱり、森さんの各女性は、ふっくらボリュームのある女性のほうが好きだなあ〜。
今回のお話はお風呂屋さんがメインなので、もおがっつりふっくら女性のヌードを堪能できます。
いつものように美味しいご飯絡みの話もなかったのが残念ですが。
好みの美女を堪能できたのでよしとしときますか。
2014年末のご挨拶
平成26年の12月唯一の記事になるか?
それとも・・と言うとこなのですが、ようやく休みとなりましてこれから正月支度に本腰を入れるべく気合いを入れているマルテツです。
いや、ほんとーに、忙しくてですね、本業が。
まさか12月1記事も無いとは思っていなかったのですが・・。
久方ぶりの更新ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私と違って優雅で有意義な年末をお過ごしであろう事を祈念いたしております。
今年の抱負として、洗脳系の記事と、玄奘西域記、日本経済についての記事を書きたいと言ってたのに、持ち越す以外有りません・・・。
書きたい事は山と有るんだけどなあ。
小保方騒動についても、まとめてきっちり書きたい。
しかし、正月も、4日までしか休めない上に、大して自由になる時間が有りません・・。OZN
私の年末はと言えばですね・・。
一応、仕事は29日に終了したのですが、昨日は飲みに出て、今日1日に正月支度を賭ける!と言う有様です。
とはいえ、こうなる事はわかっていたのでぽそぽそと正月支度に手間ひまを割いてきたので、今日やらねばならないのは、
普通の掃除、ガラス窓磨き、食器棚の掃除、台所の棚の掃除、換気扇掃除、障子の張り替え、冬物のカーテンを縫ってつるす、
年越し&正月の食料を有る程度作る、と言ったとこなんですが。
今年は早々におせちを作るのはあきらめました。
毎年、実家と叔母の家の年賀に言っておせちは食べるし、自宅での酒の肴にするのにはその余りでも多過ぎて、豪勢な自作おせちを腐らせてる
のだし・・と。
現在絶賛洗濯中、その隙にインスタントラーメンチャルメラで腹ごしらえ&酒飲み中でございます。
換気扇掃除と台所の掃除、食料加工と洗濯、部屋掃除ぐらいで残りをあきらめれば時間ができる・・。
今年の紅白は、妹宅で楽しく眺める予定です。
いやあ、朝鮮土人共を除染してほんにすがすがしいおまつりになるはずですしね!
きゃつらは、支那土人国の紅白と言われるような歌番組にまでゴキブリよろしくしゃしゃり出て、支那土人の怒りをかって罵倒の嵐のようですな。
己の糞食い半島から一歩も出ないで、「ウリたち世界一ニダー!!」と身内だけでやってりゃあ恥もかかないだろうに、無視される方が恥をかくより恥辱という、わけのわからん基地外気質を有しているらしいですから、そんなまともな行動はとれないのでしょうね。
本当に心の底から迷惑千万な生物です。
さて、汚物の事から心を離して、まともなお話を。
先日、本屋で思わず購入した本です。
- 作者: NHK「女性の貧困」取材班
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2014/12/16
- メディア: 単行本
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ぜひとも近いうちに記事を起こしたいですね。
気がめいりますが、同じく最近購入した本。
- 作者: 高橋洋一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/10/22
- メディア: 新書
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もしかすると、ひと記事くらいはまともなものを今年中に起こせるかもしれませんが、定かではございませんので、
この時点で本年1年、このブログをごひいきいただきました皆様に御礼申し上げるとともに、年末のご挨拶とさせていただきます。
みなさま、良いお年を。
大人のパンケーキ&フレンチトースト
- 作者: 木村幸子
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2014/11/12
- メディア: 大型本
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最近、「大人の〜」という言葉は流行語にでもなったのか、と言う勢いで使われてますね。
まあ、永年日本の消費市場はおこちゃま向けで大人は子供のために消費しても自分のためには消費しないから云々等と言われ続けた日本市場にとってある意味良い変化といえるのではないでしょうか。
ガキは安モン使って、安いもん食ってりゃいいのです。
さて、料理本のたぐいも売るほど持っててそうそう目新しい物はないしと買うことが少なくなっていたのですが、人間というのは目新しい物がほしいのですよ。。。
しかも、日本の優秀な出版、編集者は、日々切磋琢磨を怠らず精進して、スンバラシイ構成、写真、内用の本を、この出版不況の中でもめげずに出版し続けているので、勝負をかけられ、たまさか負かされるのは読書人としての幸せでも有ります。
しかし、日本の料理本の内容の高さと言ったら・・・。
しかも、この水準の本がたったの1400円。
日本にいるから1400円〜?たっか〜とか思っちゃいますが、日本以外でこの水準の本を1400円でなんて100%無理。
倍でも無理。
そもそも。内容の水準がここまでのもの自体ない。
なんつーのか、ある程度マシな本はミリオネアー向けの無駄に手間隙かかって豪華なもの、写真の取り方とか、ほんの構成とかもださださ。
そんなのがとんでもない重さの、しかし紙質のわるーいハードブックになって、5,6,千円はする。
その他は・・・。
単純に本の紹介というのが出来ないのかお前は、と言われると、出来ないのだな。これが。
だってそんなの読んでも面白く無いんだモーン。
とはいえ、こっから内容紹介に行きますか。
本屋で新刊として並んでいて、立ち読みして、ノックアウトされちゃったんですよね。写真に。
載ってるものは題名通り、パンケーキ(私はホットケーキという方がね。なんか、パンケーキっていい方は小恥ずかしいよ・・)とフレンチトーストだけです。
(フレンチトーストもそのうち、パン・ベルデュなんてイイ方に変えていくつもりかなー)
よって、作り方なんぞ別に本を見なくともね、というので購入を躊躇したんですが・・。
ちょっと前から流行ってますね、パンケーキだのフレンチトーストだのが。
専門店とかも。
しかし、あんなん行列してまでというのがあって、しかもたかがホットケーキやフレンチトーストになんだって2000円も払わにゃならんのだと。
(いや、勿論ショバ代と、手間賃だってのはわかってますよ!私だって、出先でお茶でもしようという時に、たまたま空いていて、この本に載ってるみたいな美味しそうなのが2000円程度なら払いますって!)
でも、巷であんな美味しそうなものを見せびらかされると食べたくなるじゃないですか。
でも、所詮ホットケーキなんで、豪華そうに見えるのは混ぜ物と、添え物のせいなんですよね。
その組み合わせ盛り付けが肝なわけですが、それだったら、組み合わせを覚えて押して作ればいいだけなんですが・・・。
そう、例によってやる気が続かない。
そして、私は実際食べなくとも特に甘いモノに関しては、眺めるだけで食べた気になれる人間。
甘いモノは実際食べるより、綺麗だなーと思いつつ眺めてるほうが楽しいのです。
だって、甘いもん食べるとご飯が入らないんだもん。
で、「眺める」ために、この本は秀逸も秀逸、初めから終わりまで、それはそれは美しく美味しそうで、私のような極カラ酒飲みでもわあ〜たべてみたいな〜
てな物がてんこ盛りです。
裏表紙の写真に掲載されている、チョコレートパンケーキなんて、その色合わせと言い、背景の壁水色の花模様の壁紙と、高台のケーキ皿、時代のついたがっさりとした無垢の机との取り合わせが素晴らしい。
スタイリングは中山美浦さんとなってますね。
やっぱり、リコッタチーズのパンケーキって美味しげなひびきですよね。
それと、最近のハワイブームでパンケーキの朝食、というのがもてはやされてますが、クラブハウスサンド風パンケーキなるものが載っていて、これもイイ。
うちの母親が、私が子供の頃からホットケーキ好きだったのをしつこく覚えていて、事あるごとにホットケーキミックスを買っては持ってくるので、我が家には大量のホットケーキミックスが有ります。
これを消費するためにも眺めるだけではなくて、実際に作ってみよう、とリコッタチーズを購入した私です。
暮らしの作り方
- 作者: 本多さおり
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2014/06/25
- メディア: 単行本
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1週間以上膿栓が取れなくて苦しんだ挙句、本日朝やっととれたと思ったら、ガッツリ喉全体がハレてまともに喋れなくなりました。
やれやれ。
月曜休みたいけど仕事残ってるからなあ・・・。
マー仕事は楽しいからいいんだけどさ。
ということで、ここしばらくブックオフお買い物編だったのですが、本屋さんで購入した本シリーズ。
この手の生活の仕方本、整理本はもう取り立てて目新しいことが書いてないから買う気にならない、とは言っても、本屋で見たことがないのを見ると、つい手にとってしまうのですよね。
作者の本多さおりさんの本は、前作を立ち読みして気になったのでは有りますが、やはり購入には至らず。
この方のしつらいは、殺風景と紙一重のモノの少なさ、選んでいるものが無印良品基本で、それが更に殺風景さに拍車をかけているけど、基本の家具が昭和チックなさっぱりした天然木の家具だったり、住まいが古い団地だったりで無印の無機質+モノ少ない系にありがちな、刑務所チックな殺風景さから紙一重で免れている、と言う感じ。
好き嫌いはかなりわかれるでしょうね。私も、好きか、こういう家に住みたいかと言われると、住みたくはないw
なんでこれを購入したのかなーとは思いますが、(写真はたっぷりですが、基本殺風景なので見て楽しいというのとは違うし)、結局、私は他人の暮らし方の流儀というものを知るのが好きなのですね。
そこに、なにか自分の暮らしに役立てられる、「こうしたらもっと良くなる、こんな考え方があったのか」というものがないか、と探してしまう。
今回の本でも特にものすごく新鮮で目から鱗が落ちるようなことが書いてあったわけではないのですが、強いていうなら、「服が多いほどコーディネートがしにくくなる」と言う言葉でしょうか。
私自身は着る服がないとか、服装が決まらないとか言うのは高校時代ぐらいで卒業して、自分に似合う洋服はわかっているし、どんな色のもの、どんな形のもの、色の組み合わせをすれば自分の流儀にそってしかも野暮ったく見えず、美しく装えるのかは習得しきっていて、服が多いからといって特に組み合わせがしづらくなるということは無いのですが(取り出すのが難しいほどギュウギュウではそりゃ時間はかかるだろうが)
「服」を「食品」に置き換えると「おおお」となったんですな。
食品は、食べるのに期限がありますし、洋服と同じく一度に身につける(食べる)量には限りが有り、その上洋服と違って腐りますしね。
量を制限しないことには、さくさく料理できない。
でも、私はなにか食べたいとなったら、その材料が全部ないと嫌なのです。
すぐ近くにいくらでも夜遅くまでやってるスーパーが有り、コンビニだって有るんだからそんなキリキリしなくても、というのは有るのですが、条件として底値でそれらの食材が揃ってること、というのが、枷になっているのですね。
そんな気合を入れなくても、底値で買っても腐らせたらどうせ割高、そんなに買ってもあんた大食漢じゃないから食べきれないじゃん、とわかっているのですが、私は食料品の買い物が大好きなのです。それ自体が娯楽。
素材を大量買したら大量の下ごしらえをしなければならなくなる、それが重荷になってしまっているのはわかってるのに。
なぜ重荷なのかと言ったら、その理由の一つに勿論、冷蔵庫に保管する場所がないからだと。
本末転倒ですね。
で、週に一度しか買い物に行けないほど忙しいのかと言ったら、スーパーでの買い物自体が娯楽という人間なので、なんのかんの理由をつけては会社帰りにスーパーに週3回は出かけてるw(だって、改札の目の前がスーパーなんだもん)
本の中で、「モノではなく、欲に負けている」とありましたが、正に食品に関してはその通り。
昨年来自覚的に修正を重ねて、だいぶマシになってきてますけどね。
この本には食品の他に化粧品の在庫や洋服の在庫、食器など、物を持つことについての記載が有りますが、洋服、化粧品の在庫については理想的に管理できてるんだけどなー。
残るは、食品。
そして欲が捨てきれないのが食器。
置き場所を食うから泣く泣く買っていないけど、ホントは素敵なものを見る度欲しくて悶絶してます。
あと、この本の中で気に入ったところは「5,時間と頭を見える化」するの章ですね。
ものすごく目新しい時間管理の方法が書いてあるわけじゃありません。
でも、「時間」と「もの」を、見えない不良在庫と言う観点で同一に並べた視点が新鮮だと思ったのです。
「無駄な時間がないか点検しよう」的なことはそれこそ言い古されていて、それと全く同じ意味であることは確かですが、物を効率良く使うために在庫を把握する、物を持ちすぎないようにする、そして「見える化する」というのは交換に行き渡っていると思いますが、時間については物理的なものではないがために、それと同列に並べて考えるという発想が薄いと思います。
作者が述べているような時間管理方、付箋をつけるとか、iphoneアプリで時間管理とか、一つひとつの作業に何分かかるか計測するとかは、私自身もとっくにやっていることであるし、特に目新しいことでは有りません。
でも、それを、冷蔵庫の在庫を無駄なく使い切る、使いやすいように「量」を「欲」に負けないように管理する、と言う発想が新鮮だったんです。
概して時間管理の方法を述べた本などでは「よりやることを増やすために今現在の手順を見直す」というのが目的となっているのですが、勝間和代氏の数ある著作の中で私がこの2冊だけでいいな、という本の一冊、「無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法」でバッサリ切って捨てたように、「一番の時間捻出法とは、やらなくていいことをやらないこと」つまり、欲に負けて、あれもこれもと自分の時間(収納場所)にやること(モノ)を突っ込まないことなのだと。
食べられる食料に限界が有るように、一度に身に付けられる洋服のかずに限りが有るように。
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2007/10/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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けれど、自分がおいしく、楽に自炊することが目的で、しかも無駄を極力廃することがストレスにならない生活だというのであれば、「欲」に負けて買い込むことを止める事こそが正解なわけです。
同じく、時間にしても、どんなに収納を工夫したところで、同じ要領の家(24時間)では収納できる量に限りは有る。
家中足の踏み場もないほどに収納庫にすれば、物を所有する量(やれる仕事の量、趣味の量)はそれは増やすことができるが、それが望みの暮らしなのか。
「やることを減らす」というのは、冷蔵庫にしまう食品の量をそもそも減らす、ということです。
工夫してどうにか沢山冷蔵庫に食料品を突っ込むことではない。
「使いやすい冷蔵庫」を実現するのに、収納術によって大量に、取り出しやすく収納する必要がある人も居るでしょう。育ち盛りの大男を何人も抱えている大家族で、毎日買い物しても1日でほぼ冷蔵庫は空っぽ、と言う人とか。
でも、食料品が大量に冷蔵庫に詰まっているがために使いたい物がすぐには取り出せず、何が有るかを失念して腐らせる、それをどうにかする方法として、収納術を工夫するのではなく、そもそも収納をしない、というやり方もあるわけです。
この発送の転換ができるかどうか、と言うのは大きい。
そして、これを「時間」に当てはめることができるかというのは、食料品を買わないと言う事以上に高い障壁です。
なぜなら人は「やれることが多ければ多いほど良い、お得である」という常識にがんじがらめになっていることがおおいから。
「欧米あたりではなにもしないでボート暇つぶしをすることが贅沢という価値観があるじゃん」
というのとは違う。
そんなの日本人にも、一生そんな暮らしをするんでなければそれもいいという価値観は有るでしょう
「しなければならない日常の生活」において、自分が行っている様々な雑事、必要だと思っている用事、付き合い、諸々。
これらについて、一つ一つが、冷蔵庫の使用しない調味料と同じように、自分の人生に、生活に必要なのか、否かを棚卸しして、不要なものを止める(捨てる)。
そして、自分の手持ちの時間(冷蔵庫の空間)を把握して、そこに何を、どれだけ、なぜそのように入れるのかを常に把握して、使い切ること。
この考えが新鮮だったので購入してみた本なのでした。
SENCE de MASAKI
- 作者: 雅姫
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/10/24
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ブックオフでゲットだぜ!は終わりにして、ここからは正価でゲットだぜ!
となりますが。
前回の、「フレンチ・デコ・インテリア」はこき下ろしてますが、こっちの方には素直に「すてきだね」と言えるお手本が、しかも例の本のしつらえと要素がそっくりなのがあったので思わず1記事起こしましたw
この本、雑誌だったんですね。
アマゾンで見た時は普通の本だと思って本屋で見当違いの所探しちゃったよ。
おまけのバッグなんぞいらんから値段安くしてくれ。
それはともかく、表紙すてきだなあ。
この人、年取らないですね。
内容はちょっと総花的で、私的には旅要素とお洋服要素がイラナイw
この中の特集、「花のある部屋」
これが、前回の記事の本に出てくる、灰色のくらーいデコしつらえの部屋と、要素的には似てるんですね。
おフレンチリスペクト。
でもシックに大人っぽく。
灰色の壁。シェビーシックなペンキのハゲた棚とか、無垢の木のドアとか家具、飾り物。無骨な裸電球。
雅姫さんの方の部屋にも、飾るためだけのものがないっていうんじゃないんですが、その量と置き方がちがう。
背の高い家具の上に、ドライフラワーを飾りました、籐の籠が置いてあります、扉のガラス窓にドライフラワーのリースを「一つ」飾ってます、ただの電源コード(白)に幾つもソケットを付けて裸電球を天井からフックで交差させて食卓の上に垂らしてます、でも、そのロープにゴテゴテ山とリボンだの何だのの切れっ端をシェビーシックなんです、な風情で垂らして、壁にはこれでもかと、自作の額を飾って、自作の飾り物を飾るためだけの棚を無意味にドカーンと作ってこれでもかと置いたりはしないww
しかし、趣味がいいにせよ悪いにせよ、どうしてこうあっちもこっちもくらーい色調が流行るのか。
やっぱり、不景気というのは服飾や内装の世界にも影響を及ぼしますね。
「着るということ」で、水野正夫氏が、オイルショックの時、大橋巨泉氏との対談で、
「不景気の時にはどうして黒が流行るのでしょうね」
といわれて、
「不景気になると服が売れませんよね。布地や、つまりメーカーにも布地が余りますね、その残った布地、様々な色を一番美しく更生できる色は黒ですから、皆黒にしてしまうわけです。そのために、今、布地屋さんには黒しかないのです」
と答えた、というのがありまして。
その後、新聞を見たらある人のコラムで、「有るデザイナーがカクカクシカジカのことを言った。デザイナーともあろうものがなんと夢のないことを」と言う内容が載っていた、と。
- 作者: 水野正夫
- 出版社/メーカー: 藍書房
- 発売日: 1996/09
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それについて、今でも私は黒に対して本当のことを言ったと信じている、それにしてもデザイナーとは夢を売る職業だったのか、私などは夢を売るなどとはそれこそ夢にも思っていなかった。流行とは、世7日の流れを的確にキャッチし、その流れに身を委ねながら自然に形作られていくものであるはずだ。けして夢ではないし、浮かれるものでもない。
中略
はじめてパリに住んだころ、新聞の一面にファッションの記事が政治と肩を並べて載っているのに驚いたものだった。びっくりしている私にフランス人のジャーナリストがこういった。
「あたりまえだよ、ファッションは政治よりも的確だよ。政治家が頭で考えてることをファッションはハートで感じるからね。」
要は、ファッションや芸術というのは現実の世相の影響を受け、それを作成者が望まずとも、材料として時代の空気が入り込むことで世相を反映するのだ、ということです。
(黒が)ファッションとしてあらわれたとしたら、それは黒の時代、文字通り暗黒の時代を予告する。経済が混沌として生活が不安定になるか、政情不安で戦争の機器をはらんだ時代が到来するかもしれないという予感が、黒への傾斜を早める。
美輪明宏氏の随筆のなかで、氏はカラフルな色を着なさい、なぜなら黒だの灰色だのは不幸を呼ぶ色、黒や灰色が流行った後には戦争やら不況やらの不幸がやってきていた。私にしても部屋のしつらえを灰色にしたら人生どん底になった、色彩が人間に与える影響力を甘く見てはならない、ということを言っておられましたが、同感ですね。
色彩心理学というのは実は結構古い時代から実用として用いられてきたものであって、マクドナルドのテーマカラーが食欲を増進させる黄色と赤である理由も、適当に選んだからというわけではない、などというのは有名ですね。
故に、私は自身の身の回りには常にきれいな色を置いています。
着るものも、極力きれいな色を身に付けています。
美輪さんのおっしゃるように、美しい色を町中に溢れさせないと、不況が加速しますわw
それに、自分の家の中はまだしも、汚らしい装いで表に出るのはある種の公害です。
美しい装いで人様の目にうれしいよう心がけて出かけることは幸せを提供することです。
ささやかな社会貢献ですね。