酒飲みの習慣を変える方法〜年収10倍アップ時間投資法

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なんかの本で、「酒を飲まずにいられないと言うのも習慣の問題、酒の代わりに他の飲み物でも問題が無い」
と言うような話をいくつか別ソースで読んではいたのだが、、、。

習慣というのは変えようとすると、それがどんな悪習であろうと潜在意識が本能による自己保身機能で邪魔をするから、難しいんですよねえ。

勝間和代さんの著作は最近のはもう読んでないんだけど、初期の本は結構面白く読めたおきにいりでした。
この人の、インターネット実名性論とか、自分の著作のレビューで、けなされるのが許せないとかの一連の騒動は大変面白いので記事にしたいと思ってます。
なんと言うのか、内に結構いろいろ溜め込んでる人だなあ、というのが感想ですね。

「年収10倍アップ時間投資法」という本は中でも一番お気に入りなのですが、これは自分が、だらけムードがいやになった時のサプリ効果として気に入っているのであって、この本が万人の実際の生活の改善に役立つかと言うとそれはちょっと違う。

無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法

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この本を読んで、それまでこの本に書いてあるような事をしてこなかった人がいきなり本の内容に従って行動するようになる事などまずなかろう、というのが実感。

方法がわかればその通りに行動するなら苦労しないのであって、やならければいけない事はわかっているのに動けないから苦労するのである。

それどころか、私のように昔はこんな事もあんな事もやれてたのに、どうしてぐうたら具施がついてしまったんだろう、という人間にもやはり効果はあまりない。
一瞬のサプリ効果は有るんだけど。

この人の本に書いてある内容は、既に
「改善する事に慣れていてそれが現在の日常となっている人間」
が、何かもっといい手はないかな、と情報を求めて読む分には役に立つのだが、
「今現在の自分の問題点はわかっているが、その状況を改善する事に失敗し続けて来た人間」
にはほとんど役に立たない。

なぜなら、改善する項目に違いは有れ、この人の改善手法と言うのは、

「楽にできるようにして労力を改善する」
「やりたいと思う事をするのに準備がほとんどいらないようにインフラに投資する」
「やりたい(習得したい)事を続ける状態を守る為の仕組みを作ってそれを遵守する」
「改善したい悪習の原因を遠ざける」
「改善したい悪習を制限する状態を守る仕組みを作って遵守する」

と言う物であるからだ。

これまで、資格の為に英語を勉強しなきゃと思っているけど、毎日勉強の為の本を出勤時に持って行っているのに全然読まずにケータイでネットサーフィンして音楽聞いて時間を潰してしまう、という人が、(だれのことだ)この本にでてくるように本をPCに変えてみるとか、ケータイに電子ブックで参考書をいれるとか、聞くだけでいい英語のポッドキャストを聞く、なんて事はありえない。

この人は「英語を勉強しなきゃと思いつつしない自分」がデフォルト習慣になってしまっているので、そこをまず変えない事には物だの、「勉強の為の」仕組みだのをいくら「改善」したところで無意味なのですよ。

といって、この本に有るような改善手法が無意味だと言うのではなく、この手順を行う段階になっていない人にとっては無意味、と言う事である。
いうなれば、
芽のでていない種に水の代わりに固形肥料をやって、実がならないと嘆くような物で、必要な「水と光を与えて発芽させる」手順をすっ飛ばして実が生るも生らないもない。
この本の中で、
「薬物依存に対処する」
という項で、上記に挙げた通り、
「最初から薬物を全く摂取しないライフスタイルを確立すればいいのです」
と書いています。
著者本人もかな〜りなアルコール摂取過剰生活を続けていて、それを「全くアルコールを摂取しない」生活に変えた実績を引っさげているのですが。

そのアルコールを飲まないライフスタイルを確立した方法というのが、医者に、「リラックスする為ならアルコールではなく足湯でもいいのでは」
と言われてその通りにしたらリラックスできたので断酒できた、と・・・。

当たり前ですが、世の中で悪習を断ち切れない人が、「そんな悪習は止めてこっちの習慣に変えなさい」と言われただけでやめられるなら、

「ははん。そんな事ができるならアル中になる奴なんぞいないだろ。会社から帰ったらとりあえず酒を飲むのが習慣になってしまってるからこまってんだ!」

ですわねえ。

解決方法を探るなら、なぜその悪習がついてしまったのか、いつからそんな習慣がついたのか、その習慣を止める為の自分の現在の行動と、改善する行動を描いた上で、
いかにして自分の習慣を変える事を邪魔しようとする潜在意識をだまくらかすか、が肝に生ります。

私の場合、昔から酒好きでは有ったが、決して昔は空きっ腹に酒を飲む事はしなかった。
身体に悪い事がわかっていたからです。
それが、社会人になって何年もたったあたりで、うっかり一回、自分に課したルールを破って食事を作る前に酒をだらだら飲んでしまったら、その悪習がこびりついてしまった・・。
まあ、仕事のストレス解消、ってとこが原因なんでしょうが。
原因を取り除くのは基本でしょうが、これは取り除けないからおいとくとして。

改善策としては、帰ってすぐに酒を飲まずに前に食事をしてしまえば、自然に酒は飲まなくなるんですよね。
血糖値上がるし。
お腹いっぱいだし。

でもそれができないから苦労しているわけで。
家に帰ってからごはん作るのが面倒でとりあえず酒を飲む、というのはあったので、じゃあごはんを作りおきしといて、すぐ食べられるようにしといたら大丈夫かと言うとさにあらず。やっぱダメだった。
で、断酒なんて無理無理とあきらめたんですな。

しかしさすがに、何年も、夜中に空きっ腹にボトル1本開けてから、急激な血糖値上昇→偽りの満腹感→インシュリンドバー→急激な空腹感→夜中にフツーに晩ご飯
を繰り返し、胃の調子がおかしいわ〜
となったのをきっかけに、騙されたと思って「酒の代わりにお茶を飲む!ルピシエのお茶、たまってるし!1年で飲みきらないと!」
をやって、かつ、帰宅してからごはんを作る余裕がなかった事も有り連日スーパーのお惣菜祭りをしてたら、酒飲む前に食事をする習慣が物の3日でできてしまった。

成功の原因は、たぶん、
断酒しようとしたのではなく、胃の調子がおかしいし、新しいお茶を買う為に年内に古いお茶を飲みきりたいと目的をすり替えて潜在意識を騙した事
+カツマさんの本に有るように、環境を整えた事

すなわち、
忙しくてそもそもの無時間が無い状態(それでも飲んでたわけだが)
忙しいのを理由に、普段は買わない、おいしそうなお惣菜を買いまくるという、アメ玉を用意して酒の代わりにした事
の二つ。

最初に、「あの悪習を買える為じゃないよ〜」と潜在意識を騙す、というのが、習慣を変えるときの必須ポイントなんですよねえ〜。
もうひとつは「絶対やっちゃダメ」系の事は思わないこと。
ストレスになるから。

そーしたら、

「飲まずにはいられない」
状態だったのがこんなあっさり・・。
現在、酒は特に意識せずとも週に多くて3日の無程度、酒量もかなり減った。
ボトル1本3日も保つとか、以前だったらあり得ないわあ。

さて、この成功に味を占め、もっと他の習慣も変えて行きますか。
変える方法はあっさり見つかっても、どうやって潜在意識を騙すか、が難しいんですけどね。
これについては沢山の心理学者他が答えを既に出していまして、

「3日坊主どころか今日だけでいい」とだます
「大層な事ではなく、とにかくちょっとした事から始めるだけでいい」とだます
「勉強するんじゃない、ちょっと本を開いただけ(掃除するんじゃない、ちょっとモップを持ってみただけ等)」とだます
などのテクがあります。
ようは、「やりきらなきゃ」「続けなきゃ」を封印する事ですね。
あとは、時間の多重利用でだますとか。
食器を食洗器に入れるんじゃない、ガス台でお湯が沸く間の時間つぶしだ、とかね♡

とりあえず、お湯湧かしてお茶淹れますわ・・
で、食洗器の洗い上がった食器を拭いてくるか。

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