新しい国へ 美しい国へ 完全版 の前座として〜 WJFプロジェクト氏の私の記事への回答への回答 3

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あまりに長いと怒られて分割した記事です。
内容に代わりは有りません。

とりあえず今日はコメントの回答と、新しい記事を追記!

新しい国へ 美しい国へ 完全版 (文春新書 903)

新しい国へ 美しい国へ 完全版 (文春新書 903)


こんなていたらくだから、どんなに上から目線だとムカつかれようと、挑発的に、あなたがたの胸ぐらをつかんで、私は次のように言わざるを得ないんです。

ここでも、自分の「挑発的」な言動は、自分のせいではなく、お前等のせいだと責任転嫁です。

日本人自身が、日本を破壊しようとしている、日本の最大の敵です。
あなたがた、未だ目覚めきらない戦後日本人の愚かさと惰弱さと安直が、今、この国に取り返しのつかない害を与えようとしています。

日本人よ、独自の文明を担う責任を自覚せよ
安倍氏がTPPに参加するという事実は、これから多くの人たちに知られていくと思います。
私なりに、国を守ろうと、精一杯叫んできました。
津波がくるぞー、逃げろー」
と大声で呼びかけてきました。
津波なんかくるか。バカなことを言うな」「安倍さんを信じろ」「保守分断だ」「工作員」と罵られながら叫んできたんです。
「飛ばし」とみなされている今回の記事によって、ようやく危機感が少しずつですが広がりつつあります。(いまだに安倍はTPP交渉に参加しないなどとまどろんでいる馬鹿者も世の中にあふれていますが)


あまりにむきになりすぎてきたのは事実です。
しかし、ムカつかれようと、疎まれようと、呆れられようと、嗤われようと、人間には何か大切なものを守るために、声がかれるまで大声で叫ばなきゃならないとき、声を荒げなければならないときはあると思います。
それはまさに今です。
そうではありませんか。
だって、私たちの「国」そのものが失われようとしているんですから。
今こそが「保守」の力が試されるときではないのですか?
だって「保守」とは「国」を守る人々のことでしょう?
「保守」が、「国」が失われようとしているまさにそのときに、口を閉ざすなどということがどうして許されますか?
声を弱めることがどうして許されますか?
今ですよ、まさに声を上げるべきときは。
みなさんも、大声で取り乱しながら、髪を振り乱しながら、叫んでいただきたい。
津波がくるぞー」と、他の人たちに危険を知らせてください。
家族に、友人に、親戚に、どんな人にも、この国と生活と文化を根底から呑み込み破壊しようとするこの大津波の危険を、どんな方法を使ってでも、知らせてください。
そして腹のそこからドスのきいた怒りをこめて、地元の自民党議員に「ふざけんじゃない」と抗議の声を、電話なりファックスなりメールなりを使って届けていただきたい。
絵空事でもなんでもない。現実に「国」が失われ、みなさんの家族や子や孫の生活が脅かされようとしています。
それが、今目前に迫っているんです。
「仕方がない」で済む話ではありませんよ。

さて、ここでも捏造、というより印象操作ですね。
まるで私が、「仕方ない」といったかのように話を持って行っています。

私の記事を読んでいただければわかるように、WJF氏と違って、私は、実際に日本を守る為の方策を具体的にブログで示しており、またそれを実践しております。
(私はこんなことをしてます、と偉そうに語りはしないだけです笑)
が、もちろん、それは「報道しない自由」を使って黙殺どころか、「仕方が無い」で何もしないことを主張しているかのような印象操作をしています。

肝は、ただ政治家に文句を言うだけでは何も変わらない、ということです。
政治家に自分たちの要望を通してほしいと思うなら、ただ、「こうしてくれないなら選挙で落としてやる」
といってもそれだけではだめなのですよ。
もちろん、それだけでもどうにかなる事案はたくさんあります。
どこそこに橋をつくれだの、公民館が必要だの、その手の利害関係がシンプルな、政治家の鶴の一声でどうにでもなるような話の場合はそれでOK。
しかし、それだけではどうにもならない案件のほうが、断然多い。
外交がらみの案件などはその最たるもので、TPPはもちろん、「ただ政治家に文句を言う」だけではどうにもならない事案の最たるものです。
それどころか、「政治家に文句を言う」だけではさらに悪化する可能性すらあります。
国民がTPP反対の意見を盛り上げること自体は、政治家がアメリカとの交渉のカードとして切ることができる有力な武器になるので悪いことではありません。
が、カードを使ってゲーム(外交実務政治)を行うプレーヤー(政治家)の、ポーカーフェイス(TPP交渉参加表明ずるずる伸ばし戦法)が気に食わないと、プレーヤー交代を声高に喚いてゲーム中のプレーヤーのパフォーマンスを下げるバカ行為がWJF氏ほかの安倍バッシングです。
ポーカーやってる最中に、「私は次の手でこれこれのカードを切ります!」
などと宣言するバカが、WJF氏らがお気に召すプレーヤーということになるのでしょう。
ミンスの鳩ぽっぽ元総理なんて、理想の政治家なんじゃありませんか?
なんてったって、堂々と日本の国益を考え、アメリカ軍の沖縄普天間基地移設にNO!と言ってくれましたからね

別に、WJF氏らが、ゲーム途中でプレーヤー交代させるに当たり、現在のプレーヤー(安倍自民)より確実に良いパフォーマンスを上げてくれるプレーヤーを用意し、かつ、プレーヤー交代のために日本のTPPゲームだけでなく、その他山盛りの同時進行中のゲーム(政治懸案)に悪影響を及ぼさないどころかむしろ良くなる神プレイ案を用意しているというのなら、もちろん私だとて賛成に回るのですが、なにしろ
「どうしたらよいかはあなたがたがかんがえてください」という体たらくですから。

→このへんもかなり前に書いた文章なんですが、今日WJF氏のさらに増えた記事を読んでましたら、なんと政党を作る事も視野にいれ〜などと書いてありました・・・。その他、今すぐ安倍内閣を解散させてTPP反対の暫定政権をつくるとか、現行法しってんのかと突っ込み入れるのも脱力するような事まで書かれていて、うはあ〜という感じです。
いや、方向性としては応援したいくらいなんですけどね。。何をやっても変わらないさとすねて、やる前からあきらめるよりは立派ですよ。
以前の記事に、幸福の科学の政党が、今回も1議席もとれなかった事を寿ぐ文章を載せましたが、あれだけ資金にも組織力にも苦労しないであろう宗教団体の紐付きでさえ1議席もとれない物を、政策実現の為の具体案も何も無いただTPP反対というだけの素人が「政党」を作るって・・

津波に呑み込まれる家族を目の前に、叫ぶことなく、のんびり落ち着いているとしたら、それはみなさん、異常なことではありませんか。
TPPの危険性にも関わらず、2013年2月18日、 参議院予算委員会における西田昌司氏によるTPPに関する質問は、互いに笑いをかみ殺しながら、なせか非常にリラックスした形で行われました。
「国」が守られるか否かという議論、本来ならにやにやしながらするような話ではないはずなのですが。
TPPのことはしばらく離れ、頭を冷やし、動画の作業に専念します。

ここで、WJF氏の私の記事への回答の引用は終了です。
最後の一文、「TPPの事はしばらく離れ、頭を冷やし、動画の作業に専念」するのは止めたので、この記事削除したのかもしれませんね。
よりによって「津波」ねえ。
西田議員他を「にやにやしながら」などと「印象操作」する小技もきかせています。
マスゴミがよくやる手口です。
私は、氏のブログを見て私のブログを訪れ、コメントを寄せてくれた方に、この記事を掲載する前にこのように返答しております。
下記の引用はWJF氏の記事引用ではなく、私のコメントの引用です。

よしふる様にしろ、WJF様にしろ、日本人が日本人として、先人が命がけで残してくれた日本を守ろうとせず、ただ裕福に安全に暮らしていければよいと考え、日本を守るために「政治活動」を通して行動しない、と思い、国を思って苛立っておられることは痛いほどわかりますし、私もその点は同じ思いです。

正直に言うと、WJF氏のように、「あんたらの政治判断は「過ち」だ、この国難の時に日本のために政治活動をしない輩は現在、過去、未来の日本人に謝れ」だのと喚かない理性は持ち合わせていただけで、昔は私も同じ思いで朝から晩までいらいらした挙句、売国政治家の振る舞いに歯ぎしりのし過ぎでこの年まで虫歯も治療後もなかった歯がすり減って知覚過敏になったぐらいです。

選挙に行く人が少ないことを、私も長年怒りに燃えて糾弾していました。
もちろん、道端でもネットでも、選挙に行かないお前らは国賊だなどと喚きはしませんでしたが。

日本国民は惰眠をむさぼる、アメリカ様に守ってもらえばいいのだという奴隷根性の馬鹿どもが圧倒的多数を占めているのだと、学生時代ぐらいまでは思い上がってエラそうに批判していたものです。(もちろん、内心で&そういう話が好きな友人間で、ですが。)
今思い返しても思い上がったおこちゃまであった自分自身を恥ずかしく思います。
正直、WJF氏にとことんきついのは過去の自分を投影しているからではないかとも思います。(あそこまでひどくはなかったと重ねて言っときます)

よしふる様とWJF氏、私との間で決定的に違うのは、「同じものを見ているし、求める日本の未来は同じだが、現在起きている現象のとらえ方が違う」ということです。

とらえ方、というより見え方、といった方が、WJF氏の反論からだと分かりやすいかもしれません。
WJF氏には、TPPは「津波」という、来たらおわりの、「のんびり漫画を読んでる場合ではない」出来事として見えている。
私には、例えるなら「下水道などの社会インフラや美しい日本のたんぼ、日本人がはぐくんできた美しい文化財等を広範囲にわたって壊そうとしている暴徒が日本に侵入しようとしている」と見えている、ということです。
暴徒が暴れるのはもちろん問題ありありですが、「一瞬にして日本全滅クラスの津波」とは比べるべくもありません。

よしふる様も、WJF氏も、TPPというアメリカの新たなゴリ押し政策が、「開国以来このくらい大変な状況はない」との思いなのが文章からわかります。
しつこいですが、私だとてTPPは大変問題のある事案であると思っております。
が、あいにくと、私にとってはTPPは日本沈没のモンスター「津波」ではなく、十分撃退可能な「何度追っ払われても懲りない頭の悪いくそバカ暴徒」なのです。

「あなたの言う「賢明な圧倒的多数の日本国民」とやらはどこにいるのですか?」
とのことですが、TTPの津波と暴徒と同じで、あなた方が考える「国を思う賢い日本人」と、私の考える「国を思う賢い日本人」の見方が違うのです。
これについても、前々から書きたかった記事があるので、もし私の回答が知りたいとのことであればそちらをご覧ください。
増田悦佐氏の著作についての記事になる予定です。この方の本も、山ほど紹介したいことがあるのですが、追いつかないのです。
興味がおありならご自身で読んでみていただければ、このブログをやっている甲斐があります。

以下、コメント欄の抜粋ではなくブログでの追記

史上最強の都市国家ニッポン 逆・日本列島改造論

史上最強の都市国家ニッポン 逆・日本列島改造論

中国、インドなしでもびくともしない日本経済

中国、インドなしでもびくともしない日本経済

ちなみに、この方は安倍総理がデフレ脱却を訴えるのが大変気に食わないようで。
その理由は筋が通っており、私もその点に関しては同意なのですが、根本的にこの方は、安倍総理がひたすら円安を推進するなどといっていないのだ、ということを理解していません。通貨が高いほうが国家にとっていいことであるのは当然で、まして日本の製造業のほとんどは円安になったからと言って恩恵などうけません。この話はまた別のところで。公平を期すため、安倍叩きの増田さんの本も上げておきます。
いずれ、この本についても書評を書きたいと思っています(仕事がね・・)

ここまで

危機に際して頭の血管が切れるような思いをしないで済むようになったのは、日本の歴史を鑑みて、過去これよりももっと危機的状況にあったものを、我らのご先祖様が果敢に立ち向かい解決してきたこと、昔の歴史の中の出来事ではなく、つい最近の出来事であっても、アメリカの日本侵略の悪だくみを、日本の国民と政治家が意図して連携したわけでもないのに蹴散らしているのを見てきて、国に災難は常に降りかかるもの、いちいち発狂するがごとく怒り狂っていても体力を消耗して敵に利するだけ、冷静に淡々と対処を実行するのみ、という境地にいるからです。

もちろん、WJF氏にしろ、よしふる様にしろ、私と同じものを見ているはずなのですが、そういう成功事例から自国の国民の力を信頼することができないから、アメリカ暴徒が「津波」に見えてしまうのだと思います。
このあたりのことについても、前々から取り上げたかった題材であるので、別記事で取り上げたいと思っています。

書き方が弱かったですが、この記事の次の「坂の上の雲」の記事は日本人が、自分たちが成してきた事を、どれだけ正当に評価することができず、いたずらに怯え、自己卑下し、自己の能力を過小評価するかということをとりあげた記事です。
私は、これこそが日本という国を危うくする最大の癌であり、その癌が大きくなるように洗脳プロフェッショナルの心理学者を戦後送り込んで増殖させたアメリカの醜悪極まる陰謀の中で、いまだ日本はのたうっている状態であると考えています。
日本を再生させるためには、何よりもまずこの、本当は癌などではないのに、癌だと洗脳された日本の国民を、洗脳から覚ます必要があるのです。

念のため再度申し上げておきますが、私は「安倍晋三がやる事なら何でも賛成」の安倍信者ではありません。
そういう人がいる事を否定はしませんが。
しかし、そういう人は、別に安倍さんを特別視しているのではなく、だれか、とてつもないスーパーな政治家が、自分たちに降り掛かる厄介ごとを全て解決してくれないかと調子のいい事を夢見る怠けものであり、安倍さんがダメだとなったらあっさり転向するでしょう。
そんなもんは「信者」とは違うと思いますが。
WJF氏は、安倍信者の対極である、「安倍のやる事は何でも反対」信者といえましょう。
私が記事ネタにした自身の記事で、TPPと道州制は反対だけど他は支持なんてのは甘っちょろいと断じてますからね。
これについてもスルーでしたが。

それこそが、私が「おこちゃま」と断じた本質なのですが、氏の安倍総理批判の記事を全て読んでみても、安倍氏を批判する事、議員にTPP反対の声を届けよう、安倍が売国奴だと周りに知らしめよう、という以外、何一つ、事態を解決する為の対案が無いのです。
アメリカに後先考えずに「NO」というだけなら、鳩ぽっぽでもできます。
あーこれいいわ。標語として。
「NOというだけなら鳩ぽっぽでもできる」
あげく、氏の記事の読者から、「あなたはどうしたらいいと思うのか」とコメント欄で問われて、「それはあなたが自分で考えてください」などといっています。

過去記事でもけなしているのですが、アメリカという国は世界で1、2を争う蛮族の国であると思っております。
なぜか?
自分の事しか考えず、怠けもので(体を動かして働かない、という意味とは少し違います。一度作ったビジネスで焼畑独占を行い、経営努力をせずに延々金を儲けたいという意思が強すぎるという意味です。ウォルマートがいい例です)、他人の働きの成果物を暴力で略奪し、自分は働かずに楽をして暮らそうと常に考えており、汗水たらして働くのは下層階級であると、ヨーロッパの貴族暮らしに憧れ、自分さえ良ければ他人がどうなろうと知った事ではなく、「文化」とは何かを理解せず上面だけヨーロッパの文化の真似事をして文化人面をし、、強姦、虐殺、拷問が大好きで、過去から現在まで絶え間なくそれらを行っているくせに、自分たちがやるそれら蛮行は正義の為で問題なく、実際にはそんな事全くやっていない日本に自分等がやらかした蛮行の罪をなすり付けるのを全く恥じないどころか、それを周りに信じ込ませる自らの嘘八百の技術(ディベート技術など)をして「頭がいい」と誇る恥知らずだからです。

で、日本はそういうアメリカの対極にあるような国な訳ですが、道徳的優位は、自然界における現実世界では生存の優位には直接結びつくどころか、生存に不利な条件となって跳ね返ってきます。

何がいいたいかというと、暴力性に秀でた蛮族(アメリカ)が、確定意思を持って女性(日本)を強姦(侵略)しようとやって来たときに、WJF氏のように、
「それはまちがっている」と、自らの現状も顧みず突っぱねるというのは下記に上げる寸劇のようなものですよ。

「違法行為(恫喝)をとりしまる(断る)のは警察(国会議員)の役目だ!鉄砲(国民の支持)は警察官が犯罪者になる可能性があるから与えないし、信用なんてしないけど、おまえらは警官なんだから、民間人を身を呈して守るのが当然だ!
私は民間人だから危ない事はしないけど、安全なところから強姦魔(アメリカ)を殴れとか、蹴飛ばせとか、口はだす。まるごし(国民の支持無)で、どうやったら勝てるかはお前警察官(国会議員)なんだから考えろ。」
などと言っただけで、強姦強盗殺人する気満々の蛮族(アメリカ)が、
「あなたの言う事はもっともです。私が悪うございました」
などと抜かして日本(女性)から離れるとおもいますか?

んなわけないでしょうが。

だからおこちゃまだと(ry。
上記の、WJF氏流の馬鹿丸出し幻想を、よりによって現実にやらかすというお笑いを、ミンスの気違い鳩ぽっぽがやらかしましたな。
あれがまさしく私のいうところのちゃぶ台返し

で、結果どうなりましたか?
鳩ぽっぽの言う、沖縄に負担をかけないだの、アメリカ軍の日本からの撤退だのは、日本にとってもちろん「正しい」ことですよ。
ただし、それを実現する為の実力が有りゃね。
誰も助けてくれるものがいない中、強姦されかかっている女性が、
「けだもの〜!恥を知りなさい、今すぐ私から離れるのよ!」
(TPP絶対反対!日本の国会議員なら、TPPを推進する自民党から離党してTPP反対って言え!)
な〜んてわめいたら強姦されないってんなら、この世に強姦事件謎ないし、戦争も起きんわな。
こんな、真っ当に社会人やってりゃ理解できることすらわからんから「おこちゃま」だと(ry。

もちろん、強姦しようとする蛮族が「正しくない」のですよ。
でもね、現実問題として、自分の力で強姦魔を撃退できる体力も技も無く、それでも強姦されるのだけはなんとか防ぎたい、と思うなら、なにがしが、蛮族相手に、理不尽でも強姦しないでおいてやろうかと思わせるような取引を持ちかけるしかない。
もちろん、そんなのは一時しのぎでしかないのだから、自らの尊厳をかけて、屈辱的な条件提示で稼いだ時間で、強姦魔を撃退できるだけの体力なり、武器なり、知略なりを身につけなければならない。
現実の日本においてそれは、自衛隊を国軍化し、外交政策に軍事力の後ろ盾をつける事、それを国民が支持する事によって、日本の持つ軍事力が実際に自分にとって脅威となると相手に思わしめること。
現在の日本の軍事力だって、アメリカを除けば、別に世界中相手に戦争したってどうという事無いが、アホな戦争反対論者の国民の声を過剰に気にする議員のせいで、全く抑止力となっていない。
これは100%日本国民の責任であり、議員が腰抜けだなどというのは責任転嫁。
日本は民主国家であるからして、国民に支持されなければ国会議員には成れない。
国民の顔色をうかがいつつ、議会制民主主義では数が無ければ自分の政治理念を通す事はできず、その為には自分の理念と反する議員でも党に背かないよう操縦するため妥協も必要となる。
「おれが正しいから、反対ったら反対!TPPやるなら離党!」
と一人で西田議員あたりがWJF氏の言うように(このブログで取り上げた以外の記事で、愛国者ならTPP交渉に参加するなら離党しろといってます)「正しい愛国者」として離党して、筋を通したとして、そりゃ端から見たらかっこいいかもしれませんが、それで一体何が変わると?
西田議員が仮に自民党議員のTPP反大議員の大半を纏め、離党したとしましょう。
それで、具体的にどうやって俺の言う事聞かなきゃ強姦したらああ!と喚く蛮族国アメリカに改心させるんです?
外交の場で、国民の支持率を後ろ盾にできないレームダックと化した政治家が、国益をかけて敵国(アメリカ)に強く出れるとでも?
足元見られるのが落ち。
だから、ハラハラしつつも安倍さんを支持しているんですよ。
そうでなくとも、日本はアメリカに、中国・ロシアの脅威をネタに、自国のみでの領土防衛ができないという弱みのせいで、アメリカに好き放題にやられているのです。
これは誰のせいか?
日本国民のせいですよ。
政治家のせいじゃありません。
もちろん、政治家も1国民として責任の一端は負っていますが、国民が、政治家に、自国の防衛を行うなんて、軍国主義の再来だあ!などとという、WGIP洗脳脳の理屈でもって政治家の手足を縛ってきたのだから、今、シナによる領土侵略が現実めいてきてから、アメリカの助けなしでは自国防衛できない現実を政治家のせいにしたところで、現実に何の解決にもなりません。
もちろん、日本が軍事的に独立できないよう、アメリカの武器を買わせるための牧場にするべく日本国民を操ってきたのはアメリカの謀略です。
けれど、その謀略にまんまとはまって、戦争はんたーい!と思考停止、それではだめだという政治家は当選させなかったのは日本国民です。
今の日本は、やっとこ、アメリカの洗脳から目覚め、シナ朝鮮ロシアのような、日本人の常識では計れない、話し合いではどうにもならない相手がいるのだ、軍事力は必要なのだと国民が認識しだしたところなのです。
いまだに、自分の国を守るために武力行使することをためらう国民が大勢いる中、政治家がうかつに軍事力増強を主張できないのは当然で、その中で心ある議員が、選挙の時には軍事力増強などおくびにも出さずに、当選してからひっそり軍事力増強のために尽力することは、国民をだます売国行為でしょうか?愛国行為に決まってます。
いまだ戦う覚悟もできていない国民をほったらかし、いきなりミカジメ料を払って守ってもらっていたやくざにこれからは金は出さねえとタンカをきって、拍手喝采を浴びる代わりに自国の国民に生命の犠牲を強いる事が愛国行為なのですか?
国民に戦う準備ができるまで、やくざへのミカジメ料を途切れさせるわけにはいかない、現在はそういう状況なのです。
国民が、自国領土を守る為には武力衝突も辞さじ、で一致団結していなければ、政治家は武力行使を政治の場でカードとして使えないのです。
現在の自衛隊が、軍隊として弱くはなくても、ただの張り子の虎でしかないのはその為です。
いっそ気違い中国のように、自衛隊がいざとなったら政治家の言う事など無視して武力行使をしかねない危ない軍隊なら、逆に脅しに使えるのですが、そのような決意でいるという話はひっそりともれ聞こえてくるとはいえ、腰抜け政治家はともかく、そのような自衛隊の姿勢を国民が支持する基盤が無いなら敵にとってたいした脅威では有りません。
大前提として、民主国家の軍隊が文民統治から逸脱するというのは許されざる事です。もちろん。彼らにそんな悲壮な決断をさせてはなりません。
前述したとおり、政治家の評価は、国民に対して何を言ったかではなく実際に何をやったか、結果で評価するしかないのです。
そのために嘘をつこうがもちをつこうが、んなことは評価の対象外。
これは、政治家という職業に対する世界の常識。
繰り返し述べていますが、軍事力の後ろ盾のない外交は、本当きついものなのです。
軍事力の後ろ盾さえあれば、外交は本当に楽になります。
文句があるなら、一戦やるか!
という言葉を言わずとも、絵に描いて後ろに立てて交渉してるようなものだからです。
アメリカがまさにそれです。
だから、アメリカは海千山千のヨーロッパに比べ、外交は3流もいいとこです。
しかし、パックストクガワーナの平和で頭がお花畑になってしまい、白人列強のごり押しにさんざん苦労した経験も洗脳工作にやられてあっさり忘れ、戦後はパックスアメリカーナの夢によってぐうたらしていた日本の外交は、世界に名だたるたる外交音痴のアメリカの後塵をさえ拝する有様であることに異を唱える方は多く無いと思います。

もちろん、外交とは、外交官や政治家が会議の席で何事か述べるだけの事ではなく、民間レベルでありとあらゆる工作を行うことまで含めるわけですから、国を挙げて軍事力の不足を補うべく、それらの力を磨いて行使するというのであれば、十分軍事力に対抗する力となります。
シナしかり、南北朝鮮しかり、ヨーロッパの小国しかり。余り真似したくない技術であるのは確かですけどね。
が、悲しいかな現在の日本においては、軍事力の行使がいやだというなら代わりに、神経消耗戦たる外交努力をしよう、薄汚い外交技術を磨こうという意識が希薄の上にも稀薄。
しかし、アレもいや、これもいやでは現実は通らないのです。

WJF氏は、ブログの中で執拗にTPPに参加したら日本は終わりだと繰り返しています。
関税自主権の放棄、ISD条約による日本の国内法に優先する条約で外国企業の利益確保のため、企業が、出来レースアメリカ支配の調停機関へ「国」を訴えることができるようにする、売国条約の締結により日本はなくなると。
TPPに参加した後、安倍ノミクスで経済復興などできはしない、壊れた家で障子を張るようなものだと。
嘘八百も大概にてほしい。
だから歴史を勉強しろと言ったでしょうが。

日米修好条約をまさか日本人でありながら知らないとか言わないでしょうね?
安倍首相の祖父、岸首相が日米安保条約改正を成し遂げたことも?

どちらもTPPも真っ青、TPPよりももっと絶望的な劣悪状況下で結ばれた不平等条約です。
締結どころか、交渉参加したらそれだけで日本終了な(WJF氏曰くですが)不平等売国条約を過去2回も結んでるんですが、日本はそれで、一体いつおわったんですか?
私の勉強した日本史や世界史って、朝鮮総連の教科書並に捏造された教科書だったのかなー。
おかしいなー。
日本は締結したら終わりのはずの不平等条約を改正させて有色人種で唯一の先進国の仲間入りを果たし、世界の強国の仲間入りを果たし、大東亜戦争で戦術的敗北を喫したものの戦略的勝利をものにし世界の植民地を軒並み解放させ、戦後結ばれた奴隷安保条約を岸内閣が改正させ、ジャパンアズナンバーワンな奇跡の復興を遂げたことになってるよ?
現在でも日本はGDP世界3位の大国で、対外債券保有額世界一の、事実上世界一のお金持ちなんだけど、これは私の夢の中のパラレルワールドなのかなー。

「条約は破るためにある」
とは政治の世界での常識です。

約束を守る日本人の性質は美しい物では有りますが、あいにく国際政治の舞台に自分達の町内会での常識を持ち込んだところで、生きたまま禿鷹に食い荒らされるのがオチです。
まあ、破らずとも、日米安保のように「改正」という手はあるわけで。
TPPなんぞ、締結せずに済めばそれに越したことはない。
が、しかし、締結したら日本が終わり?
バカも休み休み言えっての。

WJF氏らお子ちゃま無責任連中には日本の問題はTPPと道州制だけに見えてるのでしょう。
しかしながら、現実に、国を運営する立場に立ったら、TPPだけにかかずらわってなどいられんのですよ。
それはアメリカにとっても同じです。

政治家が、TPP交渉の場で強くでれるよう、国民がこぞってTPP反対の声を上げ、アメリカに圧力をかけるのは有益な事です。
しかし、現実を見ずにアメリカにかっこ良くNOを突きつけないからという理由で、過去に「実際に」日本を守る為の多大な功績を上げて来た、日本における数少ないましな政治家を引きずり下ろし、鳩ぽっぽの再来を待ち望むような工作を黙って見ているわけにはいきません。

続きの記事では、「新しい国へ」の内容への突っ込み、主に道州制のあたりと、私が考えるところの「TPPしか見えない病」ではない1国民からの国の将来への提言をまとめてみたいと思います。
ほんと、長いね!
最後までお読みくださった方、ありがとうございました。
お礼ついでに、私のつたない意見にご賛同いただける方はランキングぽちっとな、していただけると幸いです。
ポチッとな画像をらぶりーな家のポポラン画像にしようとずっと前からおもってるんですけどねー。


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