海外旅行の女性一人旅

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つい最近、このブログで「女ひとりで海外ツアーに参加してます」女ひとりで海外団体ツアーに参加してます - 花と兎と本と酒とという本の紹介をした際、世間知らずの子供をひとりで海外旅行に行かせるなどというのは、特に女の子の場合「強姦してくれ」と言っているような物であり、命が有ればめっけ物という犯罪ツアーに長年育てた我が子を参加させるアホな行為だと、これでもかとしつこく書いたが、こんな事件が起きてしまった。

益野友利香さんというまだ20歳の女の子が、NPOの「研修」で、よりにもよってルーマニアなどという、完全に政治機能が失われたに等しいマフィアが女性を売春用性奴隷として輸出する事で有名になっている国に「ひとりで」「夜中に駅に着くように」出かけるなどという、どうぞ強姦してくださいとしか言いようのない状況に自ら進んでのこのこ出かけて行った挙げ句に強姦され、殺されてしまった。
やりきれない話である。
彼女は旅行の様子を逐一Twitterで報告しており、被害にあったと思われる時刻よりぷつりと更新が止まってしまっている。

ルーマニアで日本人女性がレイプされ殺害される 女性のツイッターが生々しすぎる件… | ニュース2ちゃんねる

ネット上にあっという間に本名と、本人の生前の沢山の写真が掲載されているが、これはこの女の子がTwitterどころか、フェイスブックにまでアカウントを持って自分の個人情報を垂れ流していたからである。

インターネット上に自分の顔写真やら個人情報やらをさらす事がどれだけ恐ろしい事であるか、この女の子の両親は思い至らなかったのであろうか。
20歳の世間知らずな女の子に、やくざの巣のような国へ一人旅をさせるような、考え無しの親であれば、思い至らなかったのであろう。
私自身は中学高校と大学まで付属がある多少はなの知れたお嬢様学校に行っていたが、当然そこでは芸能活動や、雑誌などに生徒が出演したりする事を禁止していた。
表向きの理由は、
「学業がおろそかになるから」
である。
こんな事をそのまま信じるような親は、子供を産んでもガキンチョのままのノウタリンだと自覚すべきで、真の理由は性犯罪から大事な生徒を守る為である。
今も昔も、ストーカーと呼ばれるような変質者は一定割合で必ずいる訳で、それらの被害にあうか遭わないかは運によるところはもちろんあるが、本人や、周りの大人がしっかりしていれば、戦争にでもならない限りはそんな目に遭う確立は著しく減らす事が出来る。
そうでなかった場合は?

今回の女の子のような目にあうわけである。
中学、高校生ぐらいのガキンチョはこういう理由がわかっていない。
学校や親としても、まさか思春期の、大事に育てている娘に、新聞だの雑誌だのテレビだのに出演する事は、強姦被害を伴う変質者を一定割合で確実に引き寄せる事なのだ、などと言いたくはない。
だから建前として、「学業が〜」といって押さえつける訳である。
世間知らずなガキンチョは、「大人は何もわかってない」
などと言ってむくれるだろうが、そこで分別もなく子供の言いなりになってしまっては親失格なのである。

本来、20歳と言えば戦国時代あたりなら立派な大人かもしれないが、現在の平和ぼけ日本のお花畑左翼的な「人類皆兄弟」のような能天気家庭で育った、お嬢さん学校の女子大生なぞ、100年前の時代の5歳児にも劣る判断能力しかないと思っておいて間違いはない。

頼むから、二度とこんな馬鹿な目にあう日本人が減りますように。
頼むから、能天気日本人は、日本から一歩でたらそこは無法地帯なのだという事を自覚してほしい。
どこが危険なのか、何かあったときにどう対処するのか、海外旅行に行くとなったら考えなければならない事は山ほどあるが、恐ろしい事に大半の日本人はいざという時の日本大使館の所在すら調べず、手持ちのクレジットカードの番号すら控えず、パスポートのコピーすら持たずに出かけるアホっぷりなのだ。

東欧諸国などは経済的に破綻しきっていて犯罪者の巣である事ぐらい、多少脳みそがあるならネットでいくらでも調べられる。
ルーマニアなどは、他に売る物がないので自国の女性を売春婦としてマフィアが世界中に売りまくっていて、そうでなくとも若い女性が少なくなっているというこの上なく危険な国なのだ。

団体ツアーで訪れるとでも言うならまだしも、NPOの一体何の研修やら知らないが、ホームステイに毛が生えたような旅行気分で行く場所では常識で考えて絶対無い。
事実、迎えにくるはずだったスタッフは駅におらず、結果彼女は犯人のタクシーにのせられてか、ホイホイついて行ったのかはわからないが殺されてしまった。

はっきり言って、女の子ひとりで出かける破綻国家のホームステイまがいの「研修」なんて、仮に「現地スタッフ」とやらがいたとしても、私が親ならそいつが犯罪者に鞍替えする危険、滞在先の人間が性犯罪者になる危険を鑑みて絶対行かせる事は無い。

こんなアホな親は少なくとも戦前、戦後すぐはいなかったはずで、現実をみないアホ垂れサヨクの、「人類皆兄弟」みたいな洗脳教育にやられてしまった結果であろう。

もしもあなたが、ここまで読んで、この被害者の女の子の親と大差ない世間知らずであると自覚されるのであれば、以下に挙げておく書籍ぐらいは最低読破してから海外旅行の計画を立てていただきたい。
さらに、もう一度言っておくが、世間知らずの日本人が添乗員もつかない海外旅行に出かけるなど、強姦してください、強盗してください、殺してください、と言っているような物なのだ、と自覚してほしい。
添乗員付きのツアーだとしても、行き先が一応は「先進国」だとしても、確実に安全であるという保証は無いと思い、いざというい時、自分だけでもどうにかして日本に帰り着く算段を旅行日程の全てで準備しておくこと。そこまでやっておけば、なぜか災難の方であなたを避けてくれるように、きっとなる。

あなただけが生き残る方法―悪魔の護身術

あなただけが生き残る方法―悪魔の護身術

この本の作者の柘植久慶氏は、元グリーンベレーの教官という異色の経歴の作家である。
氏は沢山の護身術や、災害、犯罪被害にあった際の対処方法についての著作があるが、この本は中でも一般人が遭遇すると考えられる有事のケースが多岐にわたって掲載されていて、大変参考になる。
また、私が上記で言っているような海外旅行を甘く考えるな、という教訓話も豊富で、このような本を一回でもいいからあの女の子が読んでいたらと悔やまれる。
このような本を読んでもなお何も考えずにのこのここのご時世に破綻国家に女ひとりで出かけ、見ず知らずの男について行くようなら救い難い馬鹿というしか無く、そういう個体はこの弱肉強食の世界では生き残れないのだとあきらめるしか無い。

さらに、言葉も満足に通じない外国に行くというのに、理由も無く「同じ人間、助けを求めればどうにかなる」などというアホな考えを持っている人。
かなり古い本で、単なるお得に海外旅行をするための方法的内容については当てはまらなくなっていると思うが、読んで楽しく、また海外で自分を守るための行動規範が沢山掲載されているので、以下3冊はぜひとも読破、かつ、ここに掲載されている程度の事は全て出来るようになってから出かけてほしい物である。
作者は「たったこれだけの事をやるだけであなたも旅のエキスパート!」的な事を言っているが、なんの、ここに書いているような事を自分でできる日本人などほとんどいない。
この本を読んで「えーこんなのひとりでやるなんてできなーい」
などというものぐさチキンは、なにがあっても先進国の添乗員付きツアー旅行以外でかけるなと、心の底から言いたい。
愛娘を失う事になったご家族にはお気の毒ですとしか言えないが、せめてこの失敗を他の女性が繰り返す事がないよう、願ってやまない。


海外個人旅行マル得マニュアル (小学館文庫)

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海外旅行マル得ルール&マナー

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