近況報告&どうにかして物事を進める方法 〜英国式15分家事術

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またしても久方ぶりの更新になってしまいました。

ここの所、人間の介護とうさぎの介護のダブルパンチでちょっとばかりグロッキーだったのでございます。
肉体的にもかなり来ましたが、それ以上に精神的にきっつい。

とくに、ぽぽらんは獣医さんにも、手の施しようがないので安心できる自宅で可能な限り痛みをとってやって経過を見るしか・・。
と言われてしまいましたが、どうにも諦めきれません。

もともと歯に障害があって定期的に奥歯を麻酔かけて切ってもらっていたのですが、口の中に生えている葉ではなく、もう歯なんて生えていない歯根が育ってしまって涙腺や鼻を圧迫しているとのことで、手術もできないそうな。
でも、13歳になるウサギの歯根除去手術をして成功しましたよ、っていうような記事を見つけたりでどうにも諦めきれません。
どちらにせよ、あまりにも痩せてしまっているので、せめて太らせてからでないと麻酔も賭けられない。
先生も、ここまで老齢の兎に麻酔をかけるとその段階で心臓が止まってしまう可能性があります、とあまりオススメできない、とのこと。
でも、このままにしておいて良くなることは有りえない。
せめてまだ、楽そうにしているならともかく、目から目やにが止まらないし、苦しそうにくーくーと泣く。

どうにか、歯根除去の手術が出来ないものかとそればかり考える日々。

父親の方は人間ですからね。
まーいざとなったら施設に放り込めばいいのですが。

ったく、男ってのはぶっ座ってりゃ周りが何とかしてくれると、自分ではなにもしないときてるんだから。
生きる気力がないようなのは野垂れ死ぬまでほっときゃいいんだと思います。

私という人間はほんと、「自分でどうにかしようと努力する人間」にはやさしいのですが、グダグダ愚痴垂れ流すだけの連中と誰かによっかかって生きようとする連中には酷薄であるとあらためて思い知りました。

あんなにつらそうなのになんとか自分で餌を食べよう、動こうとする我が家のぽぽらんの爪の垢でも父親に煎じて飲ませてやりたい気分です。うちの母親も私とこの点気質が似ているので、あのダメおやじのぐうたらっぷりにいい加減切れた押していて事あるごとに私に愚痴を言ってますが、まあ、宜なるかなです。

この記事を読んでいる男性諸氏で、奥さんが介護を担当してくれているというのであれば、奥さんに対して非難めいたことは一切言ってはなりませんよ。
奥さんの実親だろうが、おのれの親だろうが、虐待をしてるんでなければそれだけで某かの面倒を見ているのならいくらでも褒めらるるべきです。
もしも、現在介護の最中だという方がこれを読んでいらっしゃるのであれば、
「とっととこのクソ老人死んでくれないかな」
などと思って自分は鬼ではなかろうかなどと考える必要は有りません。
誰でもそう考えます。
当然のことです。
考えない人間は偽善者か、変態ですから気に掛ける必要はないのですw
優しい言葉を賭けられないだの何だのとグチャグチャ思い悩んで自己嫌悪になどなる必要も有りません。
世話してやってるだけで有り難いと思え、で当然です。
もちろん、そんなふうに思わずに世話が出来るのが悪いことだと言うつもりは有りませんが。
出来ないからといって自分を攻める必要などみじんもないということです。

てめえじゃおむつ一つ着替え一つやらかさない、年に一編くらい寝たきり老人の体をベッドからおこして腰がいたいだの抜かすバカが何ぞぬかしやがったら、
「だったらてめえがやれ!」
と言って離婚届にサインして家出して暮らせばいいのです。
ご近所には、クソ亭主がてめえじゃ己の親のおむつ一つ変えもしやがらないくせに、代わりに「世話をしてくださっている」妻に感謝どころかグダグダいう資格もない文句を垂れ流しやがったので見捨てます、二人揃って腐乱死体になろうともわたしゃ知ったことじゃないので臭ってきたら警察に通報してくださいねー
とでも言っときましょう。
これから暑くなりますしね。

うーん、自分は別に他人にあれこれ言われているわけじゃないんですが、デモデモダッテであたくし辛いと愚痴を垂れ流す不幸になりたい女にイラッとさせられたのでねえ。
アホの世間知らずは誤解してますが、介護なんぞ素人にできることじゃないのですよ。
冗談じゃない、プロでなきゃ無理。
やろうとしたら、介護している人間はこわれてしまいます。当たり前です。
昔は家庭で〜なんていうのは大嘘です。
昔の老人は、人生50年〜とまでイカずとも、60でちゃんちゃんこなんぞ来て祝う程度に老人は珍しかったのですよ。
働き盛りを過ぎたらねこまずにぽっくり死んでたんですから、家で満足に自分で下の世話も出来ないような老人が10年も20年も生きてるなんてことは、昭和も終わりになってはじめての現象です。

これは厳然たる事実ですので、自分が辛いなら四の五の言わずにとっとと介護施設に放り込みゃあいいのです。
もちろん、金銭的問題でどうにもならないこともあるかもしれませんが、本気でやればどうにかなります。
役所に詰め寄るなり、施設に放り込んで生成して働いてその代金を稼ぐなりね。

でも、そういうことをせずにただ、たらたら愚痴を垂れ流す介護女の多いこと多いこと。
「でも」
「だって」
「親族が文句をいう」
「カネがない」
「役所に掛けあってもどうにもしてくれない」
してくれない、じゃなくて、てめえがどうにかするんだよ!
役所のボケ役人なんぞ怒鳴りつけて脅しつけてなんぼだろーが!
警察でも医者でも連れてきて役人のどうにかして家庭に老人を押し付けようと言うサボタージュを粉砕せんでどうするんだよ!
こういう時には、朝鮮人方式を見習うべきだと思いますわ〜。
朝鮮ヒトモドキに、反面教師以外に見習うべき点があったとはね。

さて、だらだらと憤激まみれの近況報告をいたしましたが、真っ暗な状態に浸っていてもしかたがないので、悲しみをエネルギーに変換してしゃかりきに働き出したら、永年だらだらほったらかしておいた事があれよあれよと片付いていって、ほうけてしまっております。

人間、悲しみやら怒りやらがあったほうが色々働けるものだと実感いたしましたw

だからこそ、悲しみで何もする気力が起きないだの何だのという連中に厳しくなると言うルーブがあるんですけどね。
「泣くから悲しくなる」
「笑うから楽しくなる」
というのは心理学上の検証実験で証明された事実であり、本当に悲しく、辛いのであれば、それにどっぷり使ってぐうたらしたい悲しみを心ゆくまで味わいたい、というならべそべそ泣いたり愚痴ったりしてぼやぼやしてりゃあいいと思います。
ただし、好きで浸ってんだから他所様に自分に同情しろだの何だのと迷惑かけんじゃねーよ!
ってことです。
本人の自由で好きで悲しんでるんですからほっときゃいいのです。
でも、悲しいのが辛い、この悲しみをどうにかしたい、というのであれば、笑うことは出来ずともとにかく、働くことです。
体を動かし悲しみに意識を集中できないように、体の状態を持っていく。
そうすると、そのうち「時間薬」で楽になってきますし、何より色々物事ははかどるし、健康にもなりますからね。

忙しくて、そんな時間ないのよ!
と言っても、どこぞの首相やらコングロマリットの会長やらじゃあるまいし、一般人ならその気に成れば15分、10分、5分、3分の細切れ時間は必ず有るはずです。

英国式15分家事術―少ない手間でスッキリきれいに暮らす方法

英国式15分家事術―少ない手間でスッキリきれいに暮らす方法

この本はかなり昔から持っている本ですが、英国式云々はどうでもいいんですが、15分とか、10分とか、「だけでいい」というのは結構自分を楽にしてくれます。
で、必要な家事と、その頻度を箇条書きで洗いだした上で、それぞれにどれだけの時間がかかるのかを一度全部次官を計って表にしてしまうといいんですよ。
家の住み替えやら家族が増えるやらしない限り、変わりませんし。

で、リストの中で、多重時間で行なうことができる事を組み合わせると、私の場合必要な家事労働は以下のとおり

洗濯、ゴミ出し、食器洗い、玄関掃除、窓ガラス磨き、洗面所掃除、トイレ掃除、風呂掃除、靴磨き、洗濯物畳み、ごはん炊き、パン焼き、食事作り、うさごや掃除、弁当作り、シンク磨き、ガス台磨き、花の水やり、雑草抜き
(食料品などの買い出しは私にとって娯楽なので家事に含めない)
で、これをどう片付けるかというと。

【朝家事】
お湯をわかす
洗濯機回し〜(1分)
兎を小屋から出す(数秒)
顔洗って、オールインワンの美容液をつける(数秒)
お湯がわいたらお茶を淹れる。その間に朝食の材料を出す、弁当の準備(3分茶っぱを急須に、冷蔵庫や食器棚から物をだす、調理の準備。)
掃除(ルンバ活用。床の物片付け、最初のエリアのホコリを払ってからスイッチオン3分)
弁当用の冷凍ご飯とかその他レンジでチン。その間お茶のむ。(3分)
ルンバが最初のエリアを掃除してる間に他の部屋のホコリ、サッシのゴミをボロで取る(5分)
まとめていれたお茶を魔法瓶に(1分)
うさごや掃除(5分)
ゴミをゴミ袋に。兎小屋に入れ、仕事部屋の床はハンディ掃除機で掃除(2分)
日焼け止め塗る(30秒)
どこか一つ窓ガラスをきつく絞った窓用雑巾で拭く(5分)
ベランダを掃いて(週に最低1回10分)、花に水やり(10分)
洗面所の掃除をボロでやって、その後のボロで風呂の排水口のゴミを取り、洗面所のゴミ箱のゴミ袋にポイ。ゴミ出し袋に入れてゴミ袋交換。(2分)
トイレ掃除(床はポロでふく。便器他は除菌シートで拭いて、ブラシでちゃちゃっと便器掃除。3分)
玄関掃除(掃くだけ)、ゴミ出し(5分)(週1回)
朝食作る(5分)
朝食(30分)
化粧下地塗る(30秒)
洗濯物干し(10分)
弁当詰め(3分)
ルンバのためにどかしたものを元に戻す(5)
着替える(2分)
ファンデーション塗る(30秒)
カバンの中身揃える(1分)
その他上塗り(1分)
髪まとめる(1分)
ここまでで出勤準備OK。
トータル、家事以外の食事時間含めても2時間はかからない。



【夜家事】
靴をさぼす。
玄関の除菌シートでかばんふき、洋服ブラシをかけてスーツサボして着替える(3分)
うさ放す
やかんを火にかける(30秒)
米を研ぐ(2分)
PCの電源入れる
うさごや掃除(2分)
パン焼き器に材料を仕込む(2分)
夕食の材料を出して食器も出す、お茶の準備(1分)
弁当を軽く洗って食洗機に入れる(1分)
お茶を淹れる(30秒)
カバンの中身整理、スーツハンガーに掛ける(1分)
ポッドキャストの勉強系を再生
お茶いれて飲む、残りをポットに(1分)
本裁断(1日10冊・トータル5分)
本スキャン(台所の手があいた段階でちょろちょろやる。トータル時間は90分くらいだが作業時間は10分程度)
食事の支度(刻みものなど何か1つは備蓄。10分)
コメを炊く(一度に2合炊く。炊きあがりまで15〜20分)
洗濯物取り込み→畳み、しまい。ちょろちょろScanSnapの世話(5分)
夕食の火を使う調理(15分)
夕食(30分)
風呂沸かす
食洗機回す(30秒)
食洗機にはいらない物などお湯が出てる内に洗う(5分)
ボロでガス台周辺をふく(1分)
シンクざっと掃除(30秒)
冷蔵庫見えるとこ除菌シートでふく(1分)
食器棚とかどこか一箇所除菌シートでふく(1分)
台所の床ボロで水拭き(1分)
風呂(30分)
ボディオイルなど塗り塗り(3分)

トータル、夕食時間、風呂含めて120分くらい。


かかる時間は平均1日1時間程度でしょうか。(上記はフルバージョンなので毎日やらないのも(大量に)含む)

掃除がらみは週に1回は必ずやる、と言う感じでローテーションしとけば十分です。
まとめてやれる事はまとめてやる、何かのついでの時間に片付ける、やりたくないことはやらずに済む環境を整えることで、用事は減らせるものです。

ちなみに私はアイロンがけが面倒なので、仕事着にアイロンが必要な物は全くなかったのですが、ここ1年位「アイロンがけも出来ない生活は嫌だなあ」
と、手持ちのシャツを着倒して捨てるため、週一くらいでアイロンの必要な服も着るようになりました。
ただし、アイロンがけは数少ないその手のシロモノがたまってからまとめて、です。

改めて書き出してみたら、まだまだ時間の余裕がたっぷりあったんだな〜と。
もちろん、子育て世代の方など、私のような気ままな生活とは段違いに忙しい方もいらっしゃるでしょう。
でも、家庭の運営も、仕事といっしょです。
現状何をしているのか、やっていることは必要なことなのか、もっと効率的に出来ないのかを定期的に見なおして定量化してみるのは、有益なことだと思います。
さらに、仕事にかかる時間を計ってあれば、「1分でできる」「10分でできる」と見通しが立ち、そして人間15分程度のことであれば億劫がらずにできるものです。

私も永年、一気に集中してやらなければ、私は集中してやれる、と思い込んでいましたが、「やれる」としてもそれはやはり心に重くのしかかる。
「めんどう」「つらい」が先に来てしまう。
そうであれば、細分化して、多重時間で「何かの細切れ時間の更についで」で片付ける方法を確立すると人生かな〜り楽になりますよ。




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