日曜日はマルシェでボンボン

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日曜日はマルシェでボンボン 1 (愛蔵版コミックス)

日曜日はマルシェでボンボン 1 (愛蔵版コミックス)

日曜日はマルシェでボンボン 2 (愛蔵版コミックス)

日曜日はマルシェでボンボン 2 (愛蔵版コミックス)

このところまたしても仕事が忙しくなって、重たい政治絡みの記事の進行がかたつむり。

とは言え、手を付けないと全く進まなくなるので毎日ちょこちょこ下書きしてはいるのですが。
記事を短くできればなあ。

さて、そうこうしている内に、今月は何冊か新刊が出ましたのでお気に入りのご紹介。

かわかみじゅんこ氏の新刊、日曜日はマルシェでボンボンの4巻が出てました。
今回はジュリエッタのオジサマ、ラファエルさんの若いころのお話が印象的でした。

個人的に一番ツボなのは、マルタン君が、クラスメイトが夏が終わり秋が来ることを嘆くのに対し、秋にも冬にもこんな素敵なことが有るじゃないか、と語るお話でしたが。

かわかみじゅんこ氏はフランス人と結婚なさって現在フランス在住、女の子が一人。
その生活を綴ったエッセイ漫画、「パリパリ伝説」の後にこの作品が出てきて、ああ、娘さんって、このお話に出てくるジュリエッタみたいな女の子なのかなあ、
と思ってみたり。

ジュリエッタと言う小学生の女の子が一応主人公では有るのですが、周りの登場人物の視点から見た物語のオムニバス形式のお話なので、ひたすら子供のストーリー漫画と言う訳では有りません。

「おすてきなおパリ生活w」と言うお話でもなく、どちらかと言うと泥臭い、普通のフランス人の生活と内面とをを丹念に描いた作品と言えると思います。

お話の端々に丹念に書き込まれたフランスの田舎、ジュリエッタの両親の住まいであるパリの風景などが散りばめられていて、ジュリエッタの丸っこくて癒し系の子供子供した雰囲気が、重苦しいお話の場合にも思わずクスリとさせてくれる・・。

題名から想像するような「軽め」のお話では決して無いのですが、説教臭い感じは全くなく、このお話は作るのに苦労したろうなあ・・。
と思わず唸る出来の良さです。

前巻のおまけについていた「フランスアムール新聞」が今回はなかったのが残念です!

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