マーマリング・トーク
可能な限りまんべんなくカテゴリを埋められるようにと考え中。
今回ご紹介する本は私の手持ち本の中で1,2を争うお気にです。
- 作者: 杉浦さやか
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2001/12/20
- メディア: 単行本
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この方は漫画家志望のイラストレーター&エッセイスト。
イラストはなるほど漫画家志望だったというだけあるなあ、と言う可愛らしいものです。
この本にも陸奥A子さんの漫画についての思いを語った文章が有りますが、陸奥さんの昔の作品のような、びっっしりと細か〜いところまで愛情たっぷりに書き込まれたあの雰囲気が、絵柄を変えてイラストエッセイになっている感じです。
杉浦さんの著作はかなりたくさん出版されていて、私もかなりたくさん持っています。
とは言え、オシャレ絡みのエッセイ本の中には、同じネタが使いまわされてるな〜というのも有るんですが、その元ネタはほぼこの本。
原点、と言える本がこれだと思います。
本文は全てモノクロームでカラーは全く無い本なのですが、ページの色とインクの色が変えてあったり、本としてのデザインもものすごく凝っていてかわいいのです。
世代が近いことも有るでしょうが、趣味が完全にかぶるとまで行かずとも、かなり近いw
なんていうのか、昭和の、あの健気でちょっと野暮ったくて、お上品で、大正時代見たくは洗練されてないけどでもかわいい・・・!!
みたいな。
本の中で取り上げている内容は多岐にわたります。
大きく分けるなら
おしゃれのこと
映画のこと
可愛いお店:雑貨屋酸、喫茶店、レストラン、蚤の市などなど
旅行のお話
フリーマーケットの参加体験
インテリア
素敵なお家のはなし
などなどなど・・。
この人の本見てると、オシャレしたいな〜と言う気持ちになります。
出不精の家虫なんですが、おしゃれして、かわいい喫茶店に行って、チェーンじゃない、個人のやってるかわいい雑貨屋さんに行って、映画なんか見ちゃって、なにか美味しいものをおみやげに素敵なお店で買って、ちっちゃいかわいい美術館にでも行ってこようかな・・なんて気にさせてくれます。
もともと昭和乙女チックなしつらえは好きだったのですが、この人の本のイラストを見ていて火がついてしまったw
我が家はキレイ目モダンミックス和風というか、ぱっと見和風じゃないんだけど障子だったり襖だったりい草ラグだったりソファは低めで床にはお座部、昭和レトロな書き物机や本棚を転用したお風呂用品入れ、というないそうなのですが、元がまさしく昭和レトロな時代の建物で、この家を売ってくれたご夫婦がまだ住んらっしゃる時に内見した時の部屋のしつらえが、高度掲示あ成長期のモダン昭和にタイムスリップしたかのような感じでした。
足踏みミシンなんかあったりしてね。
その気に成ればガッツリ昭和レトロにすることも不可能ではないのだが・・。
たまには模様替えということで、考えてみようかなあ。
家具は買い替えなくても、お座部の皮とか、ソファのカバーとか、テーブルクロスとかでどうにかならないかな。