レディ・エマ・ハミルトン
そろそろ薔薇があっちもこっちも咲きだして、幸せな日が始まりました。
数年前に購入したレディ・エマ・ハミルトンです。
切り花にして家の中に飾っていますが、ものすごくいい匂い・・。
真夏以外はバラの香水が普段使いで、かつての日本の産んだミスター・ローズ、鈴木省三氏の作った薔薇、芳醇の香りを元に資生堂がばら園シリーズを出して以来、初代からずっと使用しています。（他のバラの香水もいろいろ使ってますが）
一時期、とにかくアプリコット色の花に執着したことがあって、この花もその時購入したのです。
花つきはいいし、イングリッシュローズの特性である病虫害への強さも申し分有りません。
夏の暑さにも全くへこたれず、花数も多い。
素敵なカップ咲きで、春は秋の花よりかなりピンクがかっています。
そして、この花は咲ききってしまうと花の形がさながら八重桜みたいになぽんぽん型になって、花の色もホントに八重桜じゃないの？
というぐらいの濃い目のピンクに退色します。
その頃にはうっかり触れると花びらが落ちるような状態ですが、ひとつの花で全く違った美しさを見せてくれる、とても素敵な花です。
樹高はあまり高くなりません。
地植えにしたとしても、60センチまでいかないんじゃなかろーか、と言う感じ。
私の育て方が雑だからと言われると何も言えないのですが・・。
日陰で育てたことは有りませんので耐陰性についてはわからないのですが、カンカンの日が当たるところで育てて全く問題ないので、暑さと強烈な日差しは全く堪えないようですね。
