小保方STAP騒動と情緒と感情で科学を論ずるバカと3 〜数百億円なんだから!理研は小保方さんの実験ノートを狙ってる!→元から理研のものです

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小保方STAP騒動と情緒と感情で科学を論ずるバカと 3回めです。

できれば今日中に終わらせたいのでスパートかけていきます。

前回、前々回の記事は 連載記事まとめ の、STAP騒動まとめ より御覧ください。

一方、理研からすると、小保方晴子さんだけの技術では、理研の利権(だじゃれではありません)になりません。
難癖をつけて小保方さんを利権から放逐し、その実験結果と実験ノートを手に入れることができれば、STAP細胞に関する将来の利権は、すべて理研のものとなります。

ねずきち氏のこの主張が噴飯物であることを、2の記事で噛んで含めるように説明しました。

もう一つ、この引用文でねずきち氏がこの手の科学研究の常識に全く無知である事がさらされているので指摘しておきましょう。

「難癖をつけて小保方さんを利権から放逐し、その実験結果と実験ノートを手に入れることができれば、STAP細胞に関する将来の利権は、すべて理研のものとなります。」

そもそも、元から小保方氏の研究の利権が理研のものだけではないということも理解できていなかったようですが、この研究の第一の受益者はハナから理研STAP細胞理論の提唱者が所属するハーバード大学です。
よって、理研が何をどうあがこうと「全て理研」のものになどなりはしない。
で、もう一つの方。

「小保方さんの実験結果と実験ノートを手に入れることができれば」

・・・・。
この人、会見、みてなかったんかな〜。
というか、無知ゆえに誤解しているんですが、そもそも小保方氏の研究結果、実験ノートの所有権が誰にあるのか。
実験ノートと言うのはですね、何もその辺で売ってるノートを私物として購入して小保方さんがメモ帳代わりに使っていたというようなものではないんですよ。

研究者が実験結果を記録するための「実験ノート」とは、その所有権は研究者個人にあるのではなく、その研究者が所属する研究機関にあります。

大学なら大学、勿論今回の件で言うなら理研です。
研究者がその所属機関をやめたとしても、そのノートを持ち出すことは許されません。
したがって、自分の持ち物である実験ノートを理研が「小保方さんから手に入れようとする」なんていうのは、「自分の財布から自分のお金を泥棒する」というのに等しいあほな事を言っているのだと自覚してください。
ちなみに、実験ノートというものはこんなんです。

このノートは、研究機関から外への持ち出しは禁止されています。
そもそも、なぜそんな決まりがあるのかと言ったら、実験結果の記録改ざんを防ぐためです。
外に自由に持ちだし可能となったらどうとでも改ざんできちゃうじゃないですか。
(まあ、それが出来ないようにページを破ることも出来ないよう通し番号がしてあったり色々工夫が有ります。改ざんした形跡があったら問答無用でその研究の価値は基本0です)

このノートの存在意義は、研究者が研究内容、日付を詳細に記録し、改ざんできない筆記具(消せないボールペンとか)で筆記し、更に日毎の研究が終了する度第三者の、基本上司に提出してサインを貰い、研究内容を第三者が確認したと、のちのち今回のように論文発表時に難癖をつけられた場合に自らの研究成果の正当性を証明するためのものです。

よって、理研や他の研究者が実験ノートを見せろというのは正当な要求です。

よって、実験ノートの内容は、当たり前ですが第三者がみて客観的に実験内容が追跡できるものになっていなければ意味が有りません。
ところが、会見の中で、小保方氏は、実験ノートを見れば実験内容を証明できるのか、第三者にも実験内容を確認できるかと言う問いに対して
「私はトレースできるようには書いてあります・・。(第三者が見てもトレースできない)」という体たらく。
そもそも、元からの2冊の実験ノート→4〜5冊というのでも十分に少なすぎてお話にならず、ほとんど記録らしい記録なんぞつけていなかったのがこの受け答えだけでもバレバレです。
普通の神経してたらノートは4,5冊有ります!(ドヤア)
なんて、恥ずかしくて言えないはずなんですが、どういう神経してんでしょうか。
この会見を固唾を呑んで見守っていたであろう、関連の利害関係のない研究者の方は、会見のこの発言を聞いてきっと、

「4,5冊だってよ〜!!!」

と爆笑したことでしょう。

客観的証拠となる記録のない実験など、なんの価値もないのですよ。

なぜかと言ったら再現不可能であるからであり、科学というのは一定条件下での再現性を担保しない限りそれを科学とは言わないからです。
ねずきち氏は、こういう常識も知らずに実験ノートなるものを、利権を狙う理研やその他の連中が狙っているなどという脳内妄想を語っていますが、とりあえずこの程度の学術界における常識は調べてからモノを言うべきでしょう。

恥をかかないためにも。

まあ、そもそも写真の管理一つ満足にできないようなのがまじめに実験記録などつけているという方がびっくりではあるのですけどね。

これだけの研究であるなら、書き方を工夫して略語等を駆使したとしても、少なくとも3年間で60冊程度は有るはずですww
だって、「成功した回数」だけでも200回なんでしょ?
成功するまでの試行錯誤の記録は200回どころなわけが無いんだけどな。
これ、と言う手順に辿り着くまでは、一定の試験内容の手順や試薬の条件を、1つのみ変更させた連続実験をしらみつぶしに行っていくのが普通で、その試験回数は膨大になります。

書き方の工夫というのはですね、これは何しろ手書きですから。
だれだって同じことを延々と繰り返し手書きでなど書きたくは有りません。
腱鞘炎も怖いし・・。(ふるえごえ)
例えば、被験体のマウスの番号とシャーレの番号とかを記号+番号などにするとかは基本ですが、実験を行なう際の手順セット最初の一回目だけに詳細に記載し、以後この実験手順を「手順1−Aとする」みたいに略記の断り書きをするとかです。
パラメータだけを「実験手順1−A、試薬配合Bの試薬bの配合−1%」みたいに省略して書くとかね。
そういう意味で、略語の意味を説明した部分なしのノートを第三者がトレースは出来ない、というのであったなら、お、これはもしかしてほんとかも、と思えたんですがね・・。
会見での小保方氏の話っぷりでは、そういうレベルの話ではないのは明白です。ハイ。

あるいは小保方さんと一緒に実験をしていたという別な先生が、理研に協力するカタチでその仲間入りすれば、その先生も、将来利権にありつけるかもしれない。

はい、下衆の勘ぐりってもんです。
何度も言ったように、元から小保方さんの利権など大したことは有りません。
もちろん、今回の研究をまともにやっていて、今後も実用化に向けた実験を重ね、実用化の重要な特許となるような物を作れたとしたらそれなりになるかもしれませんけどね。
この「別な先生」ってのは利権を離れた若山先生のことですかね。
当たり前ですが、共著者なんですから若山先生にだって現時点「利権」はあるんですよ。
それも、使いっ走りの小保方さんより上ですね。業界の慣習からしておそらくは。

とにかく数百兆円規模なのです。
この問題を度外視して、ただ「論文に嘘があったかなかったか」というだけの問題にすり替えが行われていること自体が、私からみると、きわめて疑わしく思えるのです。

くどいようですが数百兆円何ぞ盛り過ぎもいいとこです。

問題を関係ないこととすり替えているのはねずきち氏ほか小保方チャン悪くない信者の方です。
まるで朝鮮人の振る舞いそっくりですよ。
Aのことを論じているときは、Aのことについて論じてください。

数百億兆円規模の利権が絡むから、論文に嘘があったかなかったかなど問題のすり替えだ!

はあ?
まあ、100歩譲って、利権が絡むがゆえに小保方氏が陥れられたのだとしますね。
(本人は全ての論文のミスを認めているんですけどねwwwわざとじゃなかった、悪いことだと思わなかった、うっかりしちゃって!とゲロってますがね?)
くどいようですが、小保方氏の利権なんて、理研やハーバードの取り分に比較したら微々たるもんなんですが常識から考えて。(勿論契約の詳細は存じませんが)
しかも、理研は今回のことで利権も権威も名誉もおもいっきり毀損し、組織自体が揺らぐ大騒動に発展しています。
それをして組織の保身に走っていると批判されているくらいですが、当たり前ですが小保方氏の論文がまともだったらそんな羽目に陥ってはいないのですよ。
それどころか鼻息荒く、その成果はオメーが実験したんじゃねーだろとツッコミ入れたくなるぐらい高くなっていたはずです。

研究所長他共同研究者全員、自分自身のクビをかけて小保方氏を陥れ、特定国立研究開発法人の指定をのがし、巨大利権を逃し、日本中から世界中から利権の研究体制に非難の嵐を浴びて恥をかくことで理研が得られる利権ってどんなもんだか教えていただきたいものですわ。
更に、どうしてもこのしょぼい研究の成果だけで数百兆円の上がりが発生することにしたいようですが、日本の総GDPですら500兆円に届かないんですけどw
前回、アメリカの医療費の対GDP割合で、「医療費全体」のGDPに関してはアメリカだけで20%近く、数百兆あるけど、その中で再生医療が占める事が可能になる、新たに需要が起こる割合を常識で考えましょうね、と書いたのですが。
現在の日本の医療費はGDP費10%未満。40兆円強くらいですかね。
当たり前ですが、この全てが「再生医療が有効な」医療費では有りませんよ。

医療費と美容、それも超高度医療に相当する医療が、「可能になったから」ってだけで日本の国家予算に相当するほどの需要が創出されると?

日本だからこそ、効き目も確かではないイメージだけの、一瓶10万以上もするシャネルの美容クリームなんてシロモノですら一般人からも購入されて、世界中の化粧品会社の草刈り場になっていますが、日本だけですよそんな事に金使うのはw

今だって、自分の太もものきれいな皮膚とかを美容目的で移植したりする手はあるのに、そんなに需要がないのはなんでだと思いますか?
美容のためだけに、手術して、皮剥いでまで、健康だけどシミだらけの皮膚をきれいな皮膚にとっかえたい、なんていう需要なんぞ、精神的に病んでいる、病的な金持ちの間にしか無いからですよw
朝鮮人当たりが金を持っていたなら殺到することまちがいなしですが。

つづきます。

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