ずぼらのススメ

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なんのかんのと言ってあれこれやっているように見えるし、会社にはほぼ毎日弁当持ってってるし、一見他所様からはずぼらーとは見られないのですが。

誰が知らずとも、天知る地知る人は知らないが我は知る。

そう、私はズボラーなのです。
よってこの手の、同族かも、と思える人のエッセイ本はついつい手にとってしまう。
掃除、料理絡みでなにか楽ができそうな知恵の載ってるもの、自己啓発本系も、ひと通り立ち読みして自分の知らない知識が乗っていれば買ってしまう。

この本はビニールがけで立ち読みできなかったので、表紙と題名外だったのですが、あまりに自分に似すぎていて
心が痛い・・・。

唯一の違いは、料理ズボラーでまともに料理をしないからこそのズボラ手抜きエッセーなんですが、スーパーで食材買い込むのが大好きで、事あるごとに庫内の食材を腐らせているくせに、冷蔵庫に何もない状態がやってくる不思議。

先の震災時もそうでしたが、何回やっても私には、適正在庫を守るということができず、冷蔵庫も冷凍庫も常にパンパンです・・。

震災が来たら冷蔵庫、冷凍庫の中身で食いつなぎ、備蓄の缶詰、乾物、諸々で復旧までを凌ぐのだという大義名分のもと、

1年くらいは余裕のよっちゃんで食いつなげる食材が常に存在するのでございます

まー、おかげで震災時に食料の心配なんて全くいらなかったわけですが。
その際、うちの近所でもスーパーからもコンビニからも、アホみたいに商品がなくなったものですが、たった1っ週間程度で元に戻りました。
そして、備蓄食料がどう考えても多すぎることを痛感しました。
首都圏直下型地震が来て、あの時よりもひどいことになったとしても、仮に1ヶ月、何の支援の手がなかったとしても、家が無事なら今の食料の大半は備蓄として不要なわけで。
そう思ったからこそ、「手持ちがなくなるまで、乾物も缶詰も買わない、肉は月一まとめて買って、野菜も冷凍庫に有るなら新しく同じものは買わない」と決めて、だいぶ古い缶詰や、乾物は減ったんですが。
缶詰なんかは、新しく買い足すことができるようになったわけですが。

私はスーパーで食料品を買い込むのが大好きなんです。
だって、食料品以外に買い物できるものがあんまりないんだもん。
今の家より広い家に引っ越さない限り。
私はものが大好きだけど、自分が管理して使い切っていると思える以上の量のものを持つのが苦痛なのです。
そしてアホみたいに物持ちが良いのです。
家具も家電も台所用品も服飾品も化粧品も全て揃っていて、必要な物は何もない。

お買い物でわくわくするものと言ったら、本の他には切花とお茶と酒位だが、お茶はルピシアの福袋を買うから補充程度しか買えないし、切花を変えるのは週一がせいぜい。酒は・・さすがに体のことを考えるとそうそう大量には買えないし、それでも連日買ってるわけだからあまりワクワク感がない。
本はまあ、連日のように買っているけど、本以外の何かをワクワクして買いたいんだあ!

となった時、確実に消費できて、家にものとしてたまらず、心浮き立つ買い物、それはスーパーの食材の買い物・・・♡
半額値引きセールになっていた時のあのしあわせ。
たった1000円で両手いっぱいに食材を買い込み、レストランや、中食にしたらいくらになると計算するときのあの喜び。

「たくさん買っても腐らせてたんじゃ結局高く付くじゃん」

という、無神経な悪友や家族の言葉なんか気に・・する。

この本には冷蔵庫の備蓄で、ズボラに簡単に美味しい料理を作るメニューがてんこ盛りです。
私自身は決して料理下手なんではなく、作る気になればなんでも作れるんだが、なにぶん料理しようという腰が重い。

その時に、外に食べに行くかという誘惑を退け、冷蔵庫の中身を腐らせないために、備蓄がサクサク減っていって、新たにスーパーに食材を買いに行く快感を罪悪感なしに、買い込んだ食材の下ごしらえを面倒臭がらないために、この手の料理本を読むのであります。

「つくるのめんどくせ〜でもここでXXとXXを使わないと腐る・・」
という時、この本を読めば!

台所に立つ気になれるんですね、はい。

この本の中でのお気に入りレシピ
・本格「風」オムライス 
気に入った点:ずぼらの家によくあるぐずぐずになったトマトを使う:適当な調味料で作るデミ「風味」ソース

・ホタテの味噌バター焼き・鳥味噌ぼろん
気に入った点:味噌の容器にちょっとだけ残った味噌が気になって捨てられない時の活用法を思い出すから

・おこげステーキ
気に入った点:冷凍して備蓄するつもりで大量に炊いたご飯の後始末ができる。。セットでドライカレーが乗ってるのも◯

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