ぐうたら山暮らし
- 作者: 松井雪子
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2013/06/15
- メディア: 単行本（ソフトカバー）
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デス・マーチ継続中のまるてつです。
７月に入ったら少なくとも２週間は休暇を取れるはず。
もうすこし、もう少しの辛抱よ！！！
今日もひえびえのサーバールームにこもっていたおかげで、自宅の室温は２５度もあるってのに、寒気が止まりません。
今日こそは、寝る前に風呂に入らないと。体の芯まで暖まらないと！
出勤前のざかざかシャワーでなく。
差別絡みのベビーな話を続けているので、ここらでヘビー系の本以外を目当てにいらしてくださる方向けの、心楽しくなるような本のご紹介。
昨日、本屋が開いてる時間に帰れたので、なんぞ面白げなほんはねが〜とうろついていて見つけました。
初めて買う作家だったし、中身わからないから賭けでした。
昔はこの手の賭けで負けたことって全くなかったんだが、最近５０件に１件くらいの割合で負けてるからなあ・・。
と思いつつ読んでみたら、わりと当たりな方でした！！！
エッセイ漫画なんですが、全ページフルカラーです。
絵柄はいわゆるヘタウマ系。
話の運び方が、ちょーっとばっかり練切れてなくて、微妙に退屈なのですが。
それでも、山の中での暮らしを実際に住んでいる人でなければ語れない視点から、それも元々山出身ではない作者が描いているというところがいいんですな。
温泉が近所にあるから、自宅の風呂場が物置になってるとか、環境の過酷さから年中ジャージだとか、さすがにそれはまずいと何か小奇麗で山向きの実用的な服装はと思って探していたら山ガールの服を見つけたとか。
あれ、自然風なコスプレと違ったんですな。山であーゆー格好しても凍死したりしない、機能性を持った服になってると初めて知りました。
全編通して、これといった印象に残るお話があるわけではないのですが、かなり読み応えのある本です。
この手の本は大概瞬殺で読みきってしまうのですが、半分眠りながら読んだせいか、１時間くらいかかった気がする・・。
ワタシも昔は山ぐらしに憧れていたものですが、こずるい大年増となった今では、程よく開けた、便利な町中が一番だとあっさり転向しています。
やっぱ、本屋がないと。
レストランないと。
花屋も。
酒屋も。
食器屋も。
家具屋も。
ネットショッピングだけじゃ寂しいからなあ。
