銀のスプーン

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はー、ちょっと忙しいのが終わったと思ったらまた次の波が・・・
先月、先々月はあまりの忙しさに「中食」三昧となって、節酒が自然に成し遂げられたのは良いのだが、
クレカの明細を見てみたら、連日1000円以上総菜やらなんやら買ってるのを見てへこんだ・・。

現金買いの分は含んでないわけで(駅のキオスクとか)エンゲル係数が・・。
それ以上に食事づくりの意欲がわかないのが困る。

これ以上口の周りに吹き出物がでるのも困る!
あんな食生活だった割にまともだったのは野菜系の総菜山盛り買っていたからでは有るが。

と言うわけで、大人買いだよ!
銀のスプーン(笑)

銀の匙と、同じ時期にスプーンと匙(笑)
話の内容はかけ離れているから良いんだけど、日本ってすごいなあ!

銀のスプーン(6) (KCデラックス)

銀のスプーン(6) (KCデラックス)

ご存じない方の為にざっと話の内容を。
お父さんは病気で既に他界、おかあさんと兄二人/妹一人の兄弟が、母親の入院をきっかけに長男のお兄ちゃんがごはんづくりに目覚めて、毎回料理がからんだお話展開で淡々と人間関係が描かれています。

ごくごく普通の日本の家庭や、学校生活、友人関係、恋愛がらみなんだけど、本当に人間関係を丁寧に描く事がメインになっていて、毎どこの手の話を読むと感心するのだけれど、よくこんな日常の葛藤を、覚えておいて話に作る事ができるなあ、と言う事。

自分だってこの本にでてくるような事は山と経験しているのだが、忙しい日常に流されて忘れ果ててるわ。
作家ってすごい。

作者の小沢真理さんの名作、「世界で一番やさしい音楽」もすてきな話であったが、今回のお話はアレとは違って、もっと現実的な話になってます。

でも、この本読んでるとホントーに、ごはん作る気になります!!
物語の構成が、「きのう何食べた?」に似ていて、本の背表紙に掲載されている食べ物の名前がでてくるところもそっくり。

分量書と作り方もちゃんと巻末にまとめて載っています。

一番ごはんを作る気になるのは、3巻。

銀のスプーン(3) (KCデラックス)

銀のスプーン(3) (KCデラックス)

律くんが、斎木君という大学の友達宅(昭和にこだわりあり。食には無関心。木賃アパート住まい)に遊びに行って、小玉キャベツ、シーチキン缶詰一個、トマト一個、レトルトカレーひとつ、とろけるチーズ数枚、ごはんの残り3膳くらいで作る、キーマカレー風ドリアもどき のお話。

あんな材料でも、ちゃちゃっとあんなおいしい物を作る。
いや、私だってつくれるんだけど、やる気がでないのがね。
そのやる気をくれる、すばらしいお話です。



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