ねこめ〜わく 8巻

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ねこめーわく 8 (朝日コミックス)

ねこめーわく 8 (朝日コミックス)

この本もファンになって長いなあ。
1巻が出た後から、アップルミステリーで連載していた間はずっと雑誌で読んでいた。
あの頃は、「幻獣の國物語」が連載中だった幸せな時代だった・・素手に何年前だ・・まだ20年にはなってないよ、ね?

他に話が生きそうだから無理矢理戻すと、この本は猫好きにはたまらん1冊だろうと思う。
私自身はどちらかと言うと犬派で、過去猫を飼った事は無いし、これからも買うつもりは無いが、猫飼いのエッセイなどを読むのは大好きなのだ。
漫画家のTONOさん、へうがけん、うぐいすみつる氏あたりの猫エッセイマンがは全部持っている。

ねこめ〜わく」作者の竹本泉氏は、私にとって特別な作家で、なにしろ、昔懐かしい「なかよし」でデビューしたときからのファンなのだ。

「なかよし」で連載していた、「魔法使いさんおしずかに!」「パイナップルみたい♡」「あおいちゃんパニック!」全て購入していた。
零によって売っぱらってしまい、今手元にあるのは「魔法使い」と、「パイナップル」だけだが、思い出したからそのうち買い直そう・・。

作品自体のファンになって長いと言う話から作家のファンになって長いと言う話に移ってしまった。
この作家は、楽しく少女マンガを書いていたのがなかよしから離れてしまって何やら青年誌で書くようになってしまい、長い事縁がなかったのだが、「ねこめ〜わく」で再び読者となった。

主人公の百合子ちゃんが、伊世界の、人間に進化させてもらって人間の世界に置いてけぼりを食らった猫の世界から、魔法の儀式で呼び出され、そこの世界に、猫の世界になる前、新型宇宙船のテスト飛行に行って帰還した、ヘンリヒと言う宇宙飛行士とのお話、なのだが、ほのぼの、ほのぼの、どたばた、で楽しいのなんの。

気分がちょっと落ち込んだりしたときのとっておき漫画になっている。

この作家はデビューのときからほとんど絵が変わらない希有な作家で、しかも程よく書き込まれた背景が楽しい。

零によって、食べ物がらみのお話も出て来て、幸せ。
なにより、レギュラーの猫たちが何ともかわいい。

この巻の一押しは、「ねこめ〜わく きゃあきゃあ」・・・猫たちが町中アトラクションにしてしまうお話なのだが、ひさしぶりに抱復絶倒の愉快なお話♡
いつもよりちょっとほんの厚みが足りないけど、話のないようが充実していたのでゆるす。


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