さんすくみ

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日本の宗教事情について知りたい、という外国人は多い。
そして、自分では日本通のつもりでとんでもない日本の宗教事情をとくとくと話す外国人はもっと多い。

毎度思うのだが、特亜三国は別枠としても、海外の人間の、出所も怪しい本の一冊や怪しげなTV番組一つを見ただけで、自分はいかにも○○のプロフェッショナルであるとばかりに間違った知識を自信満々に披露する、あれは一体どういう精神構造なのか。

日本人であれば、「あ〜TVで言ってたけど〜」
と言うような前置き無しでは言えないような事を恥ずかし気も無く言ってのける。

で、
「戦前の日本人はテンノーに洗脳されてシントーで、テンノーを神と信じていたんだ」
などと言うアホ丸出しの話をべらべらしゃべるのだから、いい加減げんなりである。

無知、無教養の輩なのだからそれらしく知らない事は知らないと言えばよろしい物を、なんでああ知ったかぶりがしたいのか。

無知、無教養の輩であるからだ、で終わってしまうが・・。

この手のアホはほっとくにせよ、普通に日本の宗教事情に知的興味を持っている外国人がいるのであれば、この漫画は入門として最適ではなかろうかと思う。

奈良を舞台に、仏教、神道キリスト教のそれぞれ家の跡取り息子(キリスト教の教会牧師を父に持ち、いずれ牧師になる予定の一人を除く)が、彼女作りの為奮闘する話をメインに宗教事情が宗教家の家庭の内側空描かれていて、日本人が読んでも面白すぎる。


共産主義は頭でっかちの馬鹿共がやらかした20世紀最大の虐殺宗教もどきだが、こいつらは一つだけ大変けっこうな事を言った。
「宗教は麻薬である」として、「神」を否定したのだ。
まさしく宗教は麻薬なのだ。ある種の人間にとっては。
「神」の名の下に殺された人間と、「悪魔」信奉者に殺された人間の数を比較すれば「神」の名の下に殺された人間の方が遥かに多く、また残虐に殺されている事は周知の事実である。

基地外に刃物」=「土人に宗教」
である。

馬鹿に宗教なぞ理解できはしない。
馬鹿に宗教を教えると一つの例外も無く、宗教を犯罪の免罪符に使おうとするから本当に始末に負えない。


そして、「神」はそれを認識する物がいなければ顕在化しないので、神が人間を作ったのではなく、人間が神を生み出しているのだと証明されたのが20世紀であった。
要は、「神」を奉ずる「宗教」は、それを作って信じる人間共の程度を鏡の如く映すと言う訳である。

ヨーロッパをはじめとするユーラシア大陸の国々の連中の考え方の基本は、
「他人の物を奪って楽な生活」
「こっちが火の粉をかぶる前に相手を陥れろ」
「言いがかりで相手の物を盗もうと殺そうと無問題。こっちだっていつやられるかわかんないもん♡」
と言う物で、太古の昔から今に至るまで全く考え方は変わっていない。

一見、いかにも「神」とやらを信奉して、道徳ありげな振りをしているが、何のコター無い、自分らの土人丸出しの残虐行為を都合よく正当化する為の方便にすぎない。


この漫画を、ボスニアや、ユーゴ、もちろんアメリカ、カナダ、ヨーロッパ全土にばらまいて反応を見たい物だ。
おそらく、おかしなファンタジーとしてしかとってくれないか、自分たちの野蛮な社会に絶望して自殺者が続出するか、どちらかではないのか?


のんきで文明人の日本人は先進国の人間であれば、「信教の自由」は当然保証されていて、差別など無いに等しいと、日本の宗教事情をそのまま海外に当てはめて考えている。

野獣のすみかである海外でわざわざ天国に生まれ育った日本人が生活する必要は無いので、べつに普通の人は野獣共の考えなど学ばなくても良いのではあるが、「信教の自由」と言う物を日本人が考える通りに実現している国など、地球をひっくり返しても日本しか無いと言っていい。

アメリカ、ヨーロッパの全ての国で、「キリスト教徒」では無い人間が、国家元首はおろか議員にすらなる事がほぼ不可能と言う現実がある事を、日本人にはぜひとも理解しておいてほしいのだ。
だからこそ、キリスト教圏で非キリスト教徒が政治家になったりしようものなら大騒ぎになるし、かつての日本の首相であった大平正芳キリスト教徒であることが、ヨーロッパやアメリカで大々的に報道されたのである。
あの当時、当の日本人は大平がキリスト教徒であるなどということになんの関心も持たず、そんなことをわざわざ報道するマスコミも殆ど無かった。
自分を基準にしてしかものを見ることのできないアホ欧米人どもは、あの時日本がキリスト教国になった、日本をキリスト教が征服したとお祭り騒ぎであった。
どこまでもあほな連中である。

というか、こういう事こそ、学校の社会科で教えるべき事ではないか。

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