花修羅

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戦国美姫伝花修羅 6 (プリンセスコミックス)

戦国美姫伝花修羅 6 (プリンセスコミックス)

花修羅
山田圭子

「プリンセス」で「だから牡丹が好きやねん」を連載していた当時から大好きな作家で、この方の作品にはおよそ駄作という物が無いのだが、(そもそも作品数も少ない。どれも結構な長編になるが、同時に多数の作品を書いている訳ではないし・・)
秋田書店の雑誌に掲載される作家は、一部スター作家をのぞき、たとえすばらしい作品を継続して生む事が出来ても雑誌のマイナーさにやられて作品がメガヒットしないという悲しい運命に有り、この作家はその典型と思う。
これが講談社や、集英社白泉社だったらスター作家になっていたろうに。
絵は個性あふれ、他の作家と見間違い用も無く、手抜きも無く、キャラクターも個性と魅力にあふれ、話の内容も舞台が結構悲惨だったりするのに決して暗さで物語をつくる事無く(○ルセルクみたいにはならない)中だるみする事も無く物語が完成する。
プリンセスゴールドでこの連載が始まった時は、前後編位で終わるのかと思ったらあっとし馬に6巻まで来てしまった。
舞台は戦国、織田信長とのからみで越前の姫を主人公にした戦国物反フィクションなのだが、連載を支えるためにブックオフで買うのではなく正価で単行本も、2回に1回は雑誌も買ってしまう。(エロイカより愛をこめての掲載誌でもあるし)
こういう作家の作品を母国語でたっぷり堪能できる日本人の幸せをかみしめている。
忙しくて本屋に行けず、アマゾンチェックも出来なかったせいで発売日から二十日近く過ぎて購入・・。



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