PaPa told me 〜雲のテラスで〜
最後の記事を書いた日、レストランで、お店の人がわざわざ席まで取り替えに来てくれた焼きたてパンを食べて、口腔内にやけどをし、そら豆よりちょい大きいくらいの血豆を作って呼吸困難になり、血豆を潰して事なきを得たもののその後一向に火傷が癒えず、ひどい目にあいました。
幸い、真ん中ではなく片側によっていて、しかも上顎だったため、食べようと思えば食べられたのですが、そうでなくとも夏場は食欲減退が激しいというのに全く食事をする気がなくなり、ふらふら。
1週間たっても、ひどくもならないが良くもならないため、さすがに根性入れて食べだし、ビタミンBの錠剤も飲んで、どうにかほぼ火傷は治ったようなのですが、なんか火傷と別に、左側の喉の調子が悪くなって、未だスッキリしません・・・。
選挙には行きましたけどね!
ということで、大分間があきましたので、ソフトで楽しい記事からUP!
秦野なな恵さんの代表作、Papa told me の新作です。
Papa told me Cocohana ver.2 ~雲のテラスで~ (マーガレットコミックス)
- 作者: 榛野なな恵
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/07/25
- メディア: コミック
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長く続いたヤングユーでの連載から掲載誌が代わり、前巻からまた掲載誌が変わったらしいです。
この作品も例によって全巻持っているわけですが。
これは、電子化する気はあまりないなあ。
本のまま持っていたい、大のお気に入りです。
内容をご存じない方のためにざっと説明すると、主人公の知世ちゃんは、お母さんがなくなって作家のお父さんとふたり暮らし。
お父さん大好きのちせちゃんと、お父さんとの暮らしのあれこれが、基本的に1話完結で綴られているエッセイ風なお話です。
この作品が圧倒的な女性の支持を受ける理由としては、やはり知世ちゃんの暮らしぶりを描いた、背景の書き込みや、扉絵の乙女な美しさ、部屋のしつらえ、食べ物絡み、料理絡み、レストランにお買い物、お洋服のコーディネイトについてあれこれ書き込まれていること、ケーキの話やちょっとファンタジーなお話や、準主役で登場するレギュラー陣の登場人物の生活などがとにかく、素敵!だからでしょう。
私は知世ちゃんとお父さんの暮らし方より、断然、北原さんという、チセちゃんのお父さんの担当女性編集者の生活が大好きで、北原さん絡みのお話が出てくるとわくわくします。
全編通じて、話の主題自体は色々変わるにせよ、「生活を丁寧に楽しむ」というのが、背景にかならず、空気のように埋め込まれているので、ただ絵を見ているだけでも楽しいんですねえ。
北原さんのお話は、例によって自分の生活が荒れてきた時に、元に戻すお薬として使用します・・。
自分でカーテンを作るお話とか、休日にジャムを煮る話とか、香料明けの散財で素敵な花瓶を買うお話とか・・。
今回の新刊にも北原さんの生活を描いたお話が掲載されていて、大満足です。
今回、北原さんはレモンカードを作って知世ちゃんにプレゼントしていました。
私もあれ、作ってみたいとは思い続けて幾星霜なんですが、無農薬レモンを買ってきてもつい、酒の肴の味付けに使ってしまっていまだ作ったことがありません・・・。
まあ、買う楽しみも残しとかないとね。
とはいえ、本場イギリスの物を買うと、甘すぎ・・。
生クリームとか、酒たっぷりのカスタードとかと合わせて調味料っぽくちょっぴり使うとちょうどいいんだけど。
- 出版社/メーカー: ウィルキンソン&サンズ
- メディア: 食品&飲料
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