ピエール・ドゥ・ロンサール

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ピエールさんは、気にはなっていたが、なんかこの花を買うのはミーハーな気がして、長いこと敬遠していた薔薇です

イングリッシュ・ローズブームに乗って、それまで
「園芸〜? としよりくさあ。くらーい。若い女の趣味じゃないよ〜」
等と、園芸が趣味だなどと若い女性が言おうものなら変人扱いされたのは、はるかな昔。
私が大学に入るぐらいまでのことでございます。。

実際、私の青春時代までは、世界一園芸好きの国民であるのは変わりなかったのだけれど、今のようにおしゃれな園芸雑誌などなくって、
趣味の園芸」とか、サカタのタネの通販雑誌とか、あとはじーさんむけの盆栽雑誌や、東洋蘭の本があったりする程度で・・。

中学時代にイングリッシュ・ガーデンに夢中になっていた時も、関連する本は少なく、もちろん同好の士も、ほとんどいませんでした。
大学時代か?林望氏のイギリス礼賛エッセイが馬鹿売れし、その煽りでイギリスブームが起き、イングリッシュ・ガーデンブームが起きました。

その後、ようやく、イングリッシュ・ローズブームがやってきたのです。
それまで庭仕事なんぞやったこともないような、化粧お化けのような女どもが、「私って〜植物好きでー薔薇なんか育てたりするんだよねー」
などと言いたいがために庭仕事してみたり、薔薇買ってみたり、というのを白い目で見ていて、にわか薔薇愛好家にもてはやされた、このいかにも乙女チックな薔薇も長いこと好きにはなれませんでした。
我ながら面倒くさい性格です。

何より、これ、つるバラだからなあ。一応。
つるバラは、ほぼ一季咲きで、コスパが悪い・・・。
狭いベランダの場所を明け渡すのは・・とか思ってたんですが、数年前にこれまたホームセンターで500円で投げ売りされている苗をゲット。

つい、つい・・。

で、今年のピエールさんです。
蕾のうちは白っぽいところに縁だけピンクの、雑誌に乗ってるような姿だったんですが、開ききったところこんな気合の入ったピンクに・・。

たくさん花をつけてくれたんですが、仕事に忙殺された上に、荒んだ生活していて、毎年のようにたっぷり花の写真を取ることができないどころか、きちんと眺めてすらあげなかったよ・・。

今年の黒歴史を後年の戒めとすべく。






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