日本の髪型
- 作者: 京都美容文化クラブ
- 出版社/メーカー: 京都美容文化クラブ
- 発売日: 2000/07/01
- メディア: 文庫
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着物好き、美しい物好きの私は日本髪と髪飾りも大好き♡
小学生時代、あまりに高価でとても買えないけど、図書館で、紫紅社の櫛かんざし、江戸の粋、印籠、根付けをなめるように眺め、かり出ししていたあの日々。
大学時代に2冊とも古本屋でゲットし、ことあるごとに眺めてはにやついているのですが、最近ねっとで、日本髪を結おう!
というようなブログを見つけて、日本髪熱再燃。
で、アマゾンでうっかり購入したのがこちらの本。
レビューを見ると、とにかく髪型が沢山、ほとんどカラーでと絶賛の物ばかりだったし。
えーと。
感想としてはですね。
そもそも期待していたのは、紫紅社のかんざしのような物をふんだんに使った、美しい日本髪の写真をたっぷり見たい、という事だったんだけど・・
いや、写真はたっぷりあったけど。
ほぼすべてが、人間のモデルに直接結っていて。
で、ほぼすべてが、無駄に当時を再現したっぽい、質の悪そうな白粉を塗ったくってて・・・(泣)
江戸時代のなんて、普通の町娘や、武家の奥方だってよほど金持ちでなければここまで塗ったくるか?
っていう・・。
で、やはりね。モデルは、選ばないと。
はっきり言おう。
この手の、美しさを求められる仕事に、ブスは使っちゃいかんのよ!!!
いやー。
まじに、あばたに白粉が落ち込んで、これは天然痘かなんかの患者の症例写真か、というようなのすらあって、グロ注意とでも前のページに注意書きしとけ!
というような物すらあり、トラウマ気味。
元値は1200円を、送料込み古本980円くらいで買ったんだけど・・。
あ、後ろの方の、現代の舞妓さんとかは、人によっては見られる写真もあります。
玄人モデルや当金がないなら、人間じゃなくて、鬘にトルソーの方がずっといいよ・・とほほ