乙嫁語り5巻 - 花と兎と本と酒と

今月は私がチェックしてる漫画本の新刊が沢山発行されてうれしい月でした。

いわずと知れた森薫さんの名作、「エマ」も、以前全巻持っていて、メイドものシリーズ短編「シャーリー」モモって単ですけどね。
まだスキャンスナップ持ってないときだったので全巻ブックオフへ(泣）

乙嫁は１巻から全部持っています。
個人的には２巻がこれまでの中では一番好きです。

しかし、相変わらず、書き込みがすごい・・笑
作者が本当に好きな事を書いてるんだなあ、というのが伝わってきますね。

今回は双子ちゃんの結婚式のお話が主ですが、３分の一位はカルルクとアミルのお話に戻っています。

森薫さんの描く話、これは特に女性の作家に顕著なんですが、人間の生活そのものを詳しく詳しく記載してある。
パンの作り方だったり、お風呂のはいり方だったり、どうやって家を飾るのか、食材をどうやって調達するのか、掃除の仕方、使ってる帚は？などなど。

これらが話の内容に、現実感と厚みを持たせてくれるのですよねえ。
私が外国や、昔の日本の暮らしを事細かく書いてある物語が好きなのは、別に物語の厚みを味わいたいからではなく、単純に時代ごと、地域ごとの人の暮らしの詳細に興味があるからですが。

今回も、中央アジアあたりの結婚式の支度について、これでもか、これでもか、と紹介されています。
すご〜くたのしい！！！

まだ、新刊購入を見送っておられる方は、早急に本屋へGO!