7seeds 23
- 作者: 田村由美
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/11/09
- メディア: コミック
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田村由美さんの、現在Flowersで連載中の漫画です。
本日購入。
この漫画は、地球が天変地異で人類のほとんどが滅んでしまう事を見越した各国政府が、シェルター等を建設し、未来へ一部人類を避難させる計画のうち、シェルターではなく、コールドスリープによって地球環境が落ち着くまで冬眠させて、その後、回復した地球で生きて行く「選ばれた」コールドスリープグループの生き様を描いた物語です。
これも全巻持ってるんだな。
もう２３巻か。月刊誌だと言うのに、早いなあ。
この漫画を読むと毎回思うのが、「日本沈没」になった場合の日本人が取るであろう行動の事。
ネット上で話題になった、日本が沈没するとしたらあなたはどうしますか？
と言うアンケート。
１位は、「日本と運命をともにする。どこにも行かん！」
であったこと。それも、７割越えという・・。
しばらく前に、小松左京の原作、「日本沈没」を映画リメイクして、漫画もリメイクがでましたね。
あれ、漫画のほうは読んだのですが、当時の安倍総理が漫画の中の日本の総理として描かれていて、まあこてんぱんでした。
あの話では、日本沈没（結局しないけど）の阿鼻叫喚で日本人は暴動起こしたり、人を襲ってみたりと、無政府状態の無法地帯になるような描き方をしていましたが、あれを読んで違和感を覚えるのって、私だけではないはず。
仮にあのような災害が日本に起きたとして、日本人があんな取り乱し方をするかいな？
「名探偵コナン 天空の難破船」あれも、話としては面白かったのだけれど、飛行船から毒ガスをばらまく、とか言うデマが飛んだくらいで、日本人があんなパニックを起こすか？
と言うところでリアリティが無い。
パニック起こしてくれないと話が盛り上がらないからと言うだけで悪意は無いんだろうけど、あちこちの漫画や映画、ドラマなどで、ああいう場面が出る度、現実に起きているドラマなどよりよっぽどひどい災害時の日本人の行動と、あまりにかけ離れていて笑ってしまう。
あれらの話に描かれているような現象は、近代以降だけでも日本には何度もありました。
関東大震災。
第二次世界大戦での大東亜戦争の戦術的敗戦。（ちなみに、あの戦争の戦略的目的は日本は完全に果たしており、戦術的に勝利者となった連ごく国軍は軒並み戦略的敗北を喫して現在に至るのはご存知の通りです大笑い♪ かの大戦を、日本を、アジアを守るため自らの命を投げ出し闘ってくださった英霊の皆様方に、心よりの尊敬と感謝の念を捧げます。）
そして、2011年の東関東大震災。
どれをとっても、日本は無政府状態にも、無法状態にもならなかったではありませんか？
戦前の関東大震災のときも、阪神大震災のときも、今回の震災でも、毎回、日本国民の信じられない模範的、秩序だった行動が世界に賞賛と驚きを持って伝えられ、混乱など大しておきていません。
日本以外の国であれば、そりゃああっという間に無法地帯の阿鼻叫喚地獄なんでしょうが、事日本に限って言うなら、あんなパニックは起きようが無いことは現実が証明している。
あの手の話をこれでもか、とやられると、日本人をああいう風に劣化させよう、洗脳しようとの意図があるのではと勘ぐりたくなります。
どの震災でも、火事場泥棒だの、人殺しだのをやらかしていたのは支那・朝鮮人です。
朝鮮人に至っては、今回の震災時、被災地で火事場泥棒や強姦をやらかすだけでは飽き足らず、今なら海上保安庁の警備も手薄のはずと、売春婦をボートで密入国させようとしてとっつかまり、あっさり強制送還されています。
海上保安庁の職員の方々の真摯な対応に深く感謝を。
国民男は全員強姦魔、女は全員売春婦。
こんな連中にビザなし渡航を許す何ぞ、基地外沙汰です。
次の安倍政権が発足したら、支那朝鮮人のビザなし渡航の禁止は何をさておきやってもらうとしても、レミングよろしく動力もない木製ボートに乗ってでも密入国してくるんだからあきれたものです。
まったく、日本海には、密入国防止の為の迎撃システムなり、魚雷地帯なりを設置すべきですね。
7seedsの世界は、既にパニックを起こす日本人は（今のところ）滅びきっている、と言う事になっているのですが、正直この話でも、コールドスリープ組ではない、シェルター組が死んで行ったのが、パニックによる暴動と言う事になっているのが、どうもピンときません。
この話では世界中が被災する事になっているので、シェルターを作る事すらできない国ではただ滅んで行くしかなかったでしょうが、かりに、現代で日本列島がほとんど水没するような事になった際、日本人はどうするだろうか、と考える事があります。
先に上げたアンケートにあるように、日本人は日本と運命をともにする覚悟の人が大多数でしょう。
が、そんな事にはならないと私は思います。
それは、いざとなったら命が惜しくなって、パニックを起こして逃げ出すと言うのではありません。
日本とともに沈みたい、などと国民が言う事を、何を置いても天皇陛下はお許しにはならない。
必ず、日本を脱出して、日本再建の為に国民一致団結し、この国難を乗り越えるようお言葉がある。
そして、我ら日本人は何があっても日本のあったこの土地、この海域に日本を再建するでしょう。
日本人であればそれは夢物語ではない。
摩擦を起こさないよう、静かに少しずつではあるが、日本はアメリカ国債の所有を減らしてはきましたが、それでもいざとなったらアメリカの田舎の土地を州一つ分くらい楽勝で購入できる額のアメリカ国債は持っている。
手近に、親日的なアジアの国々があると言ってもあれらの国は大抵正常が不安ですし、何より国土が狭い。
土地があっても、ジャングルを切り開かねばならないようなところが大半で、日本再建までの一時的避難場所としては不適格です。
一億三千万の日本人が、全員移住し、再建の為に働くとなったら、広い、開墾の必要な無い、無人の土地が望ましい。
それでいて、重工業を起こすのに問題のない、科学技術の発達した国がよろしい。
オーストラリアの方が近いと言うのはありますが、あの国にまとめて移住しても、日本再建の為の経済活動という点からするとむしろ不便です。
手持ちのアメリカ国債で、アメリカの、太平洋側の人気の無い海沿いの土地を丸ごと３０年くらいの契約で借り受け、自衛隊の艦隊は国防の為、日本海上で警戒行動をとり、自衛隊の為の居住用巨大空母を真っ先に何隻も作って中国・ロシアを蹴散らかし、アメリカの土地に避難した天皇陛下のもと、借地権が期限が切れるまでに日本海海上に、浮き島で国土を再生させ、どんどん帰国する。
何も無い土地に難民として移住したとしても、日本人なら荒れよと言う間にさばくに上下水道を張り巡らし、道路なんぞものの３ヶ月もあればありとあらゆるところがアスファルト舗装され、発電所が作られ、日本企業の海外工場へは日本人従業員を大量増員して金型、工作機械その他を作りまくってアメリカ仮日本へ送り込み、大車輪で国民総動員態勢で帰国の為の国土再生事業に取り組むでしょう。
だれも、ぼんやりどこぞの難民キャンプのようにぶっすわったまま、食べ物の配給を待っているなどと言うありさまは想像できない。
で、３０年を待たずして、日本人はアメリカをとっとと逃げ出して、狭いながらも楽しい我が家とばかり、まだまだ不便な人工浮き島の日本へ帰ってしまうでしょう。
大東亜戦争時、日本人を強制収容所に収容した土人国家に見切りを付けて、戦争前に渡航した日本人移民の９割が帰国してしまった時のように。
日本人がアメリカの一部で、がんがん働き、インフラを整備し、工業、農業を立ち上げ、日本人ばかりだからアメリカ国内と違って治安がいい事この上ない、となったら、アメリカ人がぞろぞろやってくるでしょうから、アメリカ国内景気も上向く。
いざ日本人が帰国するとなったら整備したインフラは二束三文でアメリカのもの。
それでも、日本人がいなくなったらあっという間に元の木阿弥間違いなし。
篠後の難癖を付けて日本人をのこせと言ってくるアメリカ政府のご都合主義の無茶要求まで想像できる。
みなさん、ここまで読んで、これって、空想の中でしか実現しない話だと思われるでしょうか？
日本人がパニックを起こしながら我先にと日本を脱出、移住先で難民となって無気力に貧困のうちに「日本」と言う存在そのものがなくなってしまう、などと言う未来より、よほど現実味があると思いますが。
このような事が想像できるからこそ、私は第三世界に置ける「難民」とやらにまるで同情できないのですよ。
あふりかにせよ、アジアにせよ、どこでも「難民」と呼ばれる人々は、ただ難民キャンプに寄り集まって、タダ飯をたかって遊んでいるだけ。
自分たちで、自分たちの暮らしを守り、生きて行こうという意欲がまるで感じられない。
彼らは教育が無いからとか、キャンプを管理している政府の人間が、働く事を制限しているからとか、うだうだと理屈を付けてかばう人がいますが、
だからなに？
ですね。
教育が無いから何をしていいかわからない、管理する人間が自由な行動を許してくれないから唯々諾々と死ぬまでぼんやりしてる。
じゃあ、家畜よりひどい待遇のまま、そのまま死んで行けば？と思ってしまう。
反抗したらキャンプから追い出される？
じゃあ、追い出されて、自分らでどうにかすべくはたらけ。闘え。
援助ができる側にいる世界の国々は、皆そうしてきた。
自分でどうにかして立ち上がろう、やって行こうと言う人間に援助するのはいい。
しかし、その気が無い人間に援助などしても自立できるようには決してならない。
無償の援助など、百害いあって一利なしだ。
「〜するなら援助」
それができないならのたれ死にするに任せる事だ。
自分の力で生きようとする気の無い、他人にたかって生きようとする人間に援助など必要ない。
「そんな非人道的な。無茶を言うな」と言う馬鹿は、大抵「同じ人間」と言う言葉が大好きだから、そのときはこういってやればいい。
「そう、同じ人間である日本人は、アンタらよりもっとひどい目にあっても、あれだけの事が実際にできている。よって、アンタらにもできない訳は無いよね？やれないんじゃなく、怠け性でやらないだけじゃん」
上から目線で餌を恵んでやるのが大好きな西洋人どもの、新植民政策としての「無償援助」バ借り受けてきたアフリカの国々と、日本の「有償援助」であるODAを受けてきたアジア諸国。
どちらが国民の自立を促したか、一目瞭然だ。
日本人は誇りを持っていい。
そして、日本列島が仮に沈んでこの世から消え去ろうとも、日本は永遠に不滅である。
